一級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科5(施工) 問120
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問題
一級建築士試験 平成28年(2016年) 学科5(施工) 問120 (訂正依頼・報告はこちら)
設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 自動火災報知設備の設置において、天井面への煙感知器( 光電式スポット型 )の取付けは、換気口等の吹出し口から1.2m離して取り付けた。
- 排水設備工事における排水トラップは、封水深さが5~10cmのものを使用した。
- 外壁に設ける換気用の排気口については、屋外避難階段から2m離して設けた。
- 寒冷地以外において、車両が通行しない平坦な敷地における給水管の埋設深さを、管の上端から300mmとした。
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この過去問の解説 (3件)
01
煙感知器(スポット型)は、空気吹出し口から1.5m以上離れた位置に設けます。よって設問の記述は誤りです。
また、吸気口のある居室にあっては吸気口付近に設けます。
2. 設問の通り
排水トラップは封水深さ5㎝以上10㎝以下とし封水を失いにくい構造とします。
3. 設問の通り
屋外避難階段は、出入口以外の開口部から2m以上の距離に設けるよう定められています。
(建築基準法施行令第123条2項)
4. 設問の通り
管の埋設深さは車両道路では管上端から600㎜以上、それ以外の箇所では300㎜以上とします。(寒冷地では凍結深度以上とします)
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02
1:誤りです
天井面に取り付ける煙感知器は
・吸気口(排気口)の近くの位置
・吹出口(給気口)から1.5m以上離れた位置
に設置します。
2:設問通りです
排水トラップの封水深さは5〜10cmとします。
3:設問通りです
換気用ダクトの排気口などの開口部は屋外避難階段から2m以上離して設けます。
4:設問通りです
給水管の埋設深さは
・一般敷地内→30cm以上
・車両通路→60cm以上
・重量車両通路→120cm以上
・寒冷地→凍結深度以上
とします。
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03
天井面への煙感知器の取付位置は
空調や換気等の吹出し口から
1.5m以上離して設置します。
2.適当です。
排水設備工事における排水トラップの封水深さは
5〜10cmとします。
3.適当です。
屋外に設ける屋外避難階段は
階段に通じる出入口以外の開口部(換気用の開口部等)から
2m以上離れた位置に設けます。
4.適当です。
寒冷地以外の平坦な敷地の給排水管の埋設深さは
車両が通行しない場合300mm以上とします。
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