一級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科1(計画) 問20
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問題
一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科1(計画) 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
建築のマネジメントに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 不動産分野におけるアセットマネジメントは、不動産の所有者や投資家を代行して、テナント対応や建築物の維持管理、運営までを含めた一連の不動産業務を行うことである。
- デザインビルドは、建築物の企画から、設計、施工、維持管理までの業務について、コストや工期、品質情報等の全てのデータを統合した三次元モデルを活用して行う手法である。
- BOTは、公共サービスに関わる建築物を民間が建設して一定期間運営し、期間満了後に行政に移管する仕組みのことである。
- LCMは、建築物の機能や効用の維持・向上を、通常、建築物の企画から解体・廃棄処分まで、適切なコストのもとで管理・実行することをいい、LCCの低減を行うことが目的の一つである。
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この過去問の解説 (3件)
01
[アセットマネジメント]
不動産分野においては、所有者や投資家に代わって投資用不動産を管理・
運用する業務 を意味します。
2. 誤り
[デザインビルド(DB方式)]
設計(Design)と施工(Build)を一括して一つの企業体に発注することです。
設問の記述はBIMについてです。
3. 設問の通り
[BOT]
PFI事業方式のひとつで、民間業者が独自の資金で建設(Build)、運営
(Operate)、維持・管理までを行い、一定の事業期間を経た後は、施設を国
や地方自治体に譲渡(Transfer)する事業方式です。
4. 設問の通り
[LCM(ライフサイクルマネジメント)]
建築物の企画段階から、設計・建設・運営・解体まで、建物の生涯を一貫
して計画・管理する考え方です。LCC(ライフサイクルコスト)の低減、環
境負荷の最小化を目的とします。
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02
アセットマネジメントは、不動産の所有者や投資家を代行して、テナント対応や建築物の維持管理、運営までを含めた一連の不動産業務を行うことです。
2.誤りです。
デザインビルド方式とは、設計と施工を一元化する手法のことです。設問の記述はBIMについてです。
3.設問の通りです。
4.設問の通りです。
LCM(ライフサイクルマネジメント)は、建築物の機能や効用の維持・向上を、通常、建築物の企画から解体・廃棄処分まで、適切なコストのもとで管理・実行することをいいます。
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03
アセットマネジメントとは一連の不動産業務を小勇者に代わり行う活動
2.誤り
デザインビルドとは、設計と施工を同一業者が行うこと。
3.正しい
BOTは期間満了後に行政へ移管
BTOと混同しないように。
「T」が行政と覚える
4.正しい
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