一級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科5(施工) 問108
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問題
一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科5(施工) 問108 (訂正依頼・報告はこちら)
鉄筋工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 大梁の主筋の定着に当たり、所定のフックあり定着の長さを確保することができなかったので、大梁の主筋を柱仕口内に90度縦に折り曲げて定着することとし、柱仕口面から大梁の主筋の鉄筋外面までの投影定着長さを柱せいの1/2とした。
- 溶接継手を用いる大梁の主筋は、隣り合う鉄筋の溶接継手の位置を400mm以上離れるようにずらして配筋した。
- 大梁の主筋のガス圧接継手の外観検査において、圧接部の膨らみの直径が母材の鉄筋径の1.4倍であったが、膨らみの長さが母材の鉄筋径の1.1倍未満であったので、再加熱し、圧力を加えて所定の膨らみの長さに修正した。
- 大梁にU字形のあばら筋とともに用いるキャップタイについては、梁天端と段差のないスラブが取り付く側を90度フックとした。
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この過去問の解説 (3件)
01
柱仕口面から大梁の主筋の鉄筋外面までの投影定着長さを柱せいの3/4倍以上
とします。
2.記述のとおりです。
3.記述のとおりです。
圧接部の膨らみの直径が母材の鉄筋径の1.4倍未満、膨らみの長さが母材の鉄
筋径の1.1倍未満、圧接部の折曲がりの角度が2°を超えた場合は再加熱して修
正が必要です。
4.記述のとおりです。
スラブが取り付く側のみ90度フックとすることができます。
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02
2.正しい→記述の通りです。
3.正しい→主筋のガス圧接継手について、膨らみ直径は1.4倍以上、膨らみ長さは1.1倍以上必要です。圧接部の大きさは再加熱で修正できます。
4.正しい→段差のないスラブが取り付く側は90度フックとする事ができます。段差があれば135度になります。
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03
2.正しい記述です。
3.正しい記述です。
4.正しい記述です。
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