一級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科5(施工) 問115
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問題
一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科5(施工) 問115 (訂正依頼・報告はこちら)
木造軸組工法による木工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 桁に使用する木材については、継伸しの都合上、やむを得ず短材を使用する必要があったので、その長さを2m内外とし、継手部分は短ざく金物で補強した。
- 建方精度の許容値は、特記がなかったので、垂直の誤差の範囲を1/1,000以下、水平の誤差の範囲を1/500以下とした。
- ボルト径が16mmの孔あけ加工は、特記がなかったので、ボルトが木部のボルト孔に密着するように、ボルト孔の径をボルト径に2.0mmを加えた大きさとした。
- 地表面から高さ1m以下の外周壁内及び水まわり部分に接する壁内における柱、間柱、筋かい、構造用面材及び胴縁類には、特記がなかったので、JIS規格品の表面処理用木材保存剤を塗布した。
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この過去問の解説 (3件)
01
2.公共建築木造工事標準仕様書より、特記の無い場合は垂直、水平の誤差の範
囲を1/1000以下とします。
3.記述のとおりです。
公共建築木造工事標準仕様書より、ボルト径が16mmの孔あけ加工は特記の
無い場合、ボルトが木部のボルト孔に密着するように行います。16mm以上
の場合はボルト孔の径をボルト径に2.0mmを加えた大きさとします。
4.記述のとおりです。
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02
2.誤り→建方精度の許容値は、特記がない場合、垂直、水平共に誤差の範囲を1/1000以下とします。
3.正しい→記述の通りです。
4.正しい→地表面から高さ1m以下の外周壁内及び水まわり部分に接する部分には防水処理が必要になります。
表面処理用木材保存剤を使用する方法があります。
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03
2.木造軸組工法での建方制度の許容値は、垂直・水平ともに1/1000以下とします。
3.正しい記述です。
4.正しい記述です。
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