一級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科5(施工) 問116
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問題
一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科5(施工) 問116 (訂正依頼・報告はこちら)
防水工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- シーリング工事において、鉄筋コンクリート造の建築物の外壁に設けるひび割れ誘発目地については、目地底にボンドブレーカーを使用せずに、シーリング材を充塡する三面接着とした。
- 屋根保護防水絶縁工法によるアスファルト防水工事において、砂付あなあきルーフィングを一般平場部に使用したが、立上り部については省略した。
- 屋根保護防水密着工法によるアスファルト防水工事において、防水層の下地の立上り部の出隅部は面取りとし、入隅部は直角の納まりとした。
- アスファルト防水工事において、工期短縮を図るため、プレキャスト化した「塔屋の壁基壇部」と「現場打ちコンクリートのスラブ」とを一体化して防水層の下地とした。
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この過去問の解説 (3件)
01
2.正しい→絶縁工法によるアスファルト防水工事で使用する砂付あなあきルーフィングは立ち上がり部を省略する事ができます。
3.誤り→アスファルト防水工事は出隅、入隅ともに45度の面取りとします。シート防水、塗膜防水は入隅は通りよく直角とします。
4.正しい→記述の通りです。
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02
鉄筋コンクリート造の建築物の外壁に設けるひび割れ誘発目地はノンワーキ
ングジョイントであるため、目地底にボンドブレーカーを使用せずに、シー
リング材を充塡する三面接着とします。
2.記述のとおりです。
3.JASS8より、アスファルト防水の場合、入隅部は通りよく三角形の面取りと
し、それ以外の防水層では通りよく直角とします。出隅部は記述のとおり面
取りをします。
4.記述のとおりです。
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03
2.正しい記述です。
3.アスファルト防水における下地の入隅及び出隅は45度に面取りをします。
4.正しい記述です。
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