一級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科5(施工) 問117

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問題

一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科5(施工) 問117 (訂正依頼・報告はこちら)

左官工事、石張り工事及びタイル工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • コンクリート壁下地へのモルタル塗りにおいて、下塗りは、吸水調整材の乾燥後に行った。
  • コンクリート床の石張り工事において、敷モルタルは、容積比でセメント1に対し砂4に少量の水を加え、手で握って形が崩れない程度の硬練りモルタルとした。
  • 接着剤による陶磁器質タイル後張り工法において、屋外に使用する有機系接着剤は、JIS規格品の一液反応硬化形の変成シリコーン樹脂系のものとした。
  • セメントモルタルによるタイル後張り工法において、床タイル張り面の伸縮調整目地の位置については、特記がなかったので、縦・横ともに5mごとに設けた。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.記述のとおりです。
 下塗りは吸水調整材の乾燥後に行い、塗り残しがないようにします。
2.記述のとおりです。
3.記述のとおりです。JIS規格品の一液反応硬化形には変成シリコーン樹脂系と
 ウレタン樹脂系があります。
4.床タイル張り面の伸縮調整目地の位置については、特記がない場合は、縦・
 横ともに4m以内ごとに設けます。

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02

1.正しい→吸水調整材はよく乾燥させてから下塗りを行います。ポリマーセメントペーストの場合は乾燥する前に下塗りを行います。

2.正しい→記述の通りです。バサモルタルと言われるものです。

3.正しい→記述の通りです。

4.誤り→床タイルの伸縮調整目地については、特記の無い場合は、縦3m、横4m程度ごとに設けます。

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03

1.正しい記述です。

2.正しい記述です。

3.正しい記述です。

4.床タイル張り面の伸縮調整目地の位置については、3~4m以内ごとに設けます。

参考になった数6