一級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科5(施工) 問114
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問題
一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科5(施工) 問114 (訂正依頼・報告はこちら)
鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 工事現場における鉄骨の錆止め塗装において、鋼材表面の温度が50°C以上となり、塗膜に泡を生ずるおそれがあったので、塗装作業を中止した。
- 鉄骨の建方に先立って行うあと詰め中心塗り工法におけるベースモルタルの施工において、モルタル中心塗り部分のモルタルの塗厚さを60mmとし、養生期間を2日とした。
- ロックウール吹付け工法による耐火被覆の施工において、柱の耐火材の吹付け厚さについては確認ピンを使用し、柱の1面に各1箇所以上を差し込んで確認した。
- 鉄骨の建方精度の管理において、建築物の倒れの管理許容差を、特記がなかったので、鉄骨精度検査基準( (一社)日本建築学会「建築工事標準仕様書鉄骨工事 付則6」 )に従い、建築物の高さの1/4,000に7mmを加えた値以下、かつ、30mm以下とした。
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この過去問の解説 (3件)
01
2.JASS6より、べースモルタルの施工において、モルタル中心塗り部分のモル
タルの塗厚さを30mm以上50mm以下とし、養生期間を3日とらなければな
りません。
3.記述のとおりです。
柱の1面に各1箇所以上を差し込んで確認し、スラブや壁面は2㎡程度に箇所
以上を差し込んで確認します。
4.記述のとおりです。
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02
2.誤り→ベースモルタルの塗厚さは 30〜50 ㎜とし、養生期間は3日以上必要になります。
3.正しい→記述の通りです。
4.正しい→建築物の倒れの管理許容差は、(建築物の高さの1/4000) + 7 ㎜ 以下、かつ 30 ㎜ 以下とします。
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03
2.ベースモルタルの施工において、モルタル塗り厚さは30mm~50mmとします。
3.正しい記述です。
4.正しい記述です。
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