一級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科5(施工) 問113
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問題
一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科5(施工) 問113 (訂正依頼・報告はこちら)
鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 溶接作業において、作業場所の気温が0°Cであったので、溶接線の両側約100mmの範囲の母材部分を加熱( ウォームアップ )して溶接した。
- 完全溶込み溶接とする板厚の異なる突合せ継手において、部材の板厚差による段違いが薄いほうの板厚の1/4以下、かつ、10mm以下であったので、薄いほうの部材から厚いほうの部材へ溶接表面が滑らかに移行するように溶接した。
- 高力ボルト接合において、接合部に生じた肌すきが2mmであったので、フィラープレートを挿入しないこととした。
- トルシア形高力ボルトの締付けの確認において、ナット回転量に著しいばらつきが認められるボルト群に対して、その群の全てのボルトのナット回転量を測定して平均回転角度を算出し、平均回転角度±30度の範囲であったものを合格とした。
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この過去問の解説 (3件)
01
建築工事監理指針より作業場所の気温が-5°C以上5°以下の場合は溶接線の
両側約100mmの範囲の母材部分を加熱( ウォームアップ )を行います。
2.記述のとおりです。
3.接合部に生じた肌すきが1mmを超えるものはフィラープレートを挿入しま
す。
4.記述のとおりです。
トルシア形高力ボルトの締付けの目視確認では、一群の平均回転角度±30度
の範囲のものを合格とする。
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02
2.正しい→記述の通りです。
3.誤り→高力ボルト接合において、接合部に生じた肌すきが 1 mm を超える場合はフィラープレートを挿入します。
4.正しい→トルシア形高力ボルトの締付けの確認では、平均回転角度 ±30度 となっているかを確認します。
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03
2.正しい記述です。
3.接合部に生じる肌すきは、1mmを超えるものに関しては、フィラープレートを入れます。1mm以下の場合、処理は不要となります。
4.正しい記述です。
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