一級建築士の過去問
令和5年(2023年)
学科1(計画) 問16
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
一級建築士試験 令和5年(2023年) 学科1(計画) 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
病院及び保育所の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 急性期病院において、病棟部門に比べ、医療機器の更新や機能拡充が必要な診療部門には、隣接したところに増築が可能な空地を確保した。
- 病院の感染症病室において、廊下に対して室内を陽圧に保ち、外部の汚染空気を室内には流入させずに無菌に近い状態が確保できるようにした。
- 保育所において、それぞれの子どもの生活リズムを尊重するため、食事のための空間は保育室と分けて計画した。
- 保育所において、子どもがトイレに行くのが間に合わずに失敗することを減らすために、保育室間ごとにトイレを設置した。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
この問題は病院及び保育所の計画に関する問題です。
病院は患者の動線や特徴、保育所は幼児の動線や特徴をイメージすると理解しやすいです。
正しいです。
急性期病院において診療部門では医療機器の更新や機能拡充が必要であることがあるため、診療部門に隣接した空地を確保することで、将来的な増築にも対応できるようすることが望ましいです。
誤りです。
感染症室においては室内の気圧を負圧に保つことで、ウィルス等で汚染された空気が室外に逃げないように配慮する必要があります。
正しいです。
保育所において保育室では睡眠をとる子どももいることから、生活リズムを尊重するため食事室と保育室は分けて計画することが望ましいです。
正しいです。
保育所において子どものトイレの失敗を防ぐ目的で、保育室間ごとにトイレを設けることは有効です。
参考になった数16
この解説の修正を提案する
02
病院及び保育所の計画に関する問題です。
正しいです。
急性期病院において診療部門では、病棟部門に比べ医療機器の更新や機能拡充が必要です。
そのため、診療部門に隣接した空地を確保することで、将来的な増築にも対応できるようすることが望ましいです。
誤りです。
病院の感染症病室において、外部の汚染空気を室内には流入させずに無菌に近い状態が確保するためには、廊下に対して室内を陰圧(負圧)に保つ必要があります。
正しいです。
保育所において、保育室では睡眠をとる子どももいるため、食事のための食実室と保育室と分けて、それぞれの生活リズムを尊重する計画とすることが望ましいです。
正しいです。
保育所において子どもがトイレに行くのが間に合わずに失敗することを防ぐため、保育室間ごとにトイレを設けることが望ましいです。
病院は患者、保育所は幼児のそれぞれ動線や特徴を学習しましょう。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問15)へ
令和5年(2023年)問題一覧
次の問題(問17)へ