一級建築士の過去問
令和5年(2023年)
学科5(施工) 問14

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問題

一級建築士試験 令和5年(2023年) 学科5(施工) 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

鉄骨工事における精度の管理に関する「検査の対象」と「管理許容差」との組合せとして、鉄骨精度検査基準((一社)日本建築学会「建築工事標準仕様書6 鉄骨工事 付則6」)に照らして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
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この過去問の解説 (2件)

01

この問題は鉄骨造における精度に関する問題です。管理許容差と限界許容差の違いを区別できるようにしておきましょう。

選択肢1. 解答選択肢の画像

正しいです。

柱の長さの誤差の管理許容差は柱の長さが10m未満の場合、-3mmから3mm、柱の長さが10m以上の場合、-4mmから4mmとします。

選択肢2. 解答選択肢の画像

誤りです。

階高の誤差の管理許容差は-3mmから3mmとします。

選択肢3. 解答選択肢の画像

正しいです。

柱の倒れの管理許容差はH/1000、かつ、10mm以下とします。(H:柱の高さ)

選択肢4. 解答選択肢の画像

正しいです。

建物の倒れの管理許容差はH/4000+7mm、かつ、30mm以下とします。(H:建物の高さ)

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02

鉄骨工事における精度の管理に関する問題では、

限界許容差と管理許容差のどちらが問われているかチェックすること、

どちらの数値もしっかり覚えていることが重要です。

選択肢1. 解答選択肢の画像

正。図の通りです。

選択肢2. 解答選択肢の画像

誤。

-5㎜≦△h≦+5mmは限界許容差です。

管理許容差は-3㎜≦△h≦+3mmです。

選択肢3. 解答選択肢の画像

正。図の通りです。

選択肢4. 解答選択肢の画像

正。図の通りです。

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