一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問58 (学科3(法規) 問18)

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問題

一級建築士試験 令和6年(2024年) 問58(学科3(法規) 問18) (訂正依頼・報告はこちら)

図のような敷地において、用途上不可分の関係にあるA~Dの建築物を新築する場合、建築基準法上、誤っているものは、次のうちどれか。ただし、いずれの建築物も防火壁を設けていないものとし、建築物に附属する門又は塀はないものとする。また、図に記載されているものを除き、地域、地区等の制限については考慮しないものとし、危険物の貯蔵等は行わないものとする。
問題文の画像
  • Aは、耐火建築物若しくは準耐火建築物又はこれらと同等以上の延焼防止時間となる建築物としなければならない。
  • Bは、耐火建築物若しくは準耐火建築物又はこれらと同等以上の延焼防止時間となる建築物としなければならない。
  • Cは、耐火建築物若しくは準耐火建築物又はこれらと同等以上の延焼防止時間となる建築物としなければならない。
  • Dは、耐火建築物又はこれと同等以上の延焼防止時間となる建築物としなければならない。

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この過去問の解説 (1件)

01

それぞれの地域で面積や高さ、用途でどの建築物にしなければならないのかを覚えておく必要があります。

選択肢1. Aは、耐火建築物若しくは準耐火建築物又はこれらと同等以上の延焼防止時間となる建築物としなければならない。

正しいです。

 

防火地域内で階数が2以下で延べ面積が100m^2以下のためです。

選択肢2. Bは、耐火建築物若しくは準耐火建築物又はこれらと同等以上の延焼防止時間となる建築物としなければならない。

正しいです。

 

準防火地域内で、地階を除く階数が3以下で延べ面積が1500^2以下のためです。

選択肢3. Cは、耐火建築物若しくは準耐火建築物又はこれらと同等以上の延焼防止時間となる建築物としなければならない。

誤りです。

 

少しでも防火地域内に建っていれば防火地域の規定を採用します。

 

100m^2を超えているので、耐火建築物かそれと同等以上の延焼防止時間となる建築物にしなければなりません。

選択肢4. Dは、耐火建築物又はこれと同等以上の延焼防止時間となる建築物としなければならない。

正しいです。

 

準防火地域内にある地階を除く階数が4以上の建物のためです。

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