2級土木施工管理技術の過去問
平成30年度(後期)
土木 問48

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問題

2級土木施工管理技術検定学科試験 平成30年度(後期) 土木 問48 (訂正依頼・報告はこちら)

指定仮設と任意仮設に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 指定仮設は、発注者の承諾を受けなくても構造変更できる。
  • 任意仮設は、工事目的物の変更にともない仮設構造物に変更が生ずる場合は、設計変更の対象とすることができる。
  • 指定仮設は、発注者が設計図書でその構造や仕様を指定する。
  • 任意仮設は、規模や構造などを受注者に任せている仮設である。

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この過去問の解説 (3件)

01

1)適当ではありません。
指定仮設とは、工事目的物を完成するために発注者が設計図書にて施工方法などの手段の全部または一部を指定するものです。この場合、受注者は設計図書に従い施工を行わなければいけないので、自由な構造変更は不可となります。
発注者の承諾を受けなくても自由に構造や設計を変えられる(施工に関する規定がない場合)のは任意仮設なので、この設問は適当ではありません。

2)適当です。
設計変更とは、図面や仕様書を変更する場合に契約変更手続きの前に変更内容を発注者が受注者へ指示することで、任意仮設の場合は受注者が責任を負い定めることになっているので通常は変更の対象とはなりません。
しかし、施工条件と実際の現場の不一致、予期せぬ現場条件の出現などにより仮設構造物に変更が生じたときは、場合は受注者と協議をした上で設計変更及び工事請負代金額変更の対象となります。

3)適当です。
指定仮設とは、工事目的物を完成するために施工方法などの手段のすべてか一部を、発注者が設計図書にて指定するものです。
この場合受注者は設計図書に従い施工を行う必要があります。

4)適当です。
任意仮設とは、設計図書に施工に関する指定がない場合に、受注者(請負者)の責任で工事目的物の規模や構造などを自由に施工することができるものです。
なお、施工計画書などの修正や提出は必要となります。

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02

正解は「1」です。

工事目的物を施工するに当たり、

設計書通り施工を行わなければならないものになります。

2.正しいです。

工事目的物を施工するにあたり、

請負者の責任において自由に施工を行うことができるものです。

3.正しいです。

指定仮設は、発注者が指定します。

4.正しいです。

選択肢2と同様の解説です。

参考になった数2

03

1〇
指定仮設は、発注者の承諾を受けなければ変更できません。変更できるのは任意仮設です。

任意仮設は、工事に必要な仮設の中で受注者が詳細を決めることができます。

指定仮設は、設計書にその構造が指定されています。

任意仮設は、受注者に裁量が任されています。

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