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二級建築士の過去問 平成27年(2015年) 学科4(建築施工) 問13

問題

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鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
軽量形鋼の部材の切断は、手動ガス切断で行い、断面をグラインダーで仕上げた。
   2 .
耐火被覆材を吹き付ける梁の部分には、錆止め塗装を行わなかった。
   3 .
ベースプレートとアンカーボルトの緊結を確実に行うため、特記がなかったので、ナットは二重とし、ナット上部にアンカーボルトのねじ山が3山以上出るようにした。
   4 .
トルシア形の高力ボルトの締付けは、一次締め→マーキング→本締めの順で行った。
   5 .
完全溶込み溶接における余盛りは、母材表面から滑らかに連続する形状とした。
( 二級建築士試験 平成27年(2015年) 学科4(建築施工) 問13 )
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この過去問の解説 (3件)

18
正解は1です。


1、軽量形鋼の部材の切断は、機械切断とします。
よって誤った記述となります。

2、耐火被覆材を吹き付ける梁の部分には、錆止め塗装は行いません。その他、高力ボルト摩擦接合部の摩擦面やコンクリートに埋め込まれる部分なども同様に錆止め塗装は行いません。
よって正しい記述となります。

3、アンカーボルトは、二重ナット及び座金を用い、その先端はねじがナットの外に3山以上出るようにします。
よって正しい記述となります。

4、トルシア形の高力ボルトの締付けは、一次締め→マーキング→本締めの順で行います。
マーキングはボルトのねじ山からナット・座金・部材にわたり線を引いてマークを付けます。その後本締めの際にナットだけが回り、ナットが所定の角度分回転したか確認できます。
よって正しい記述となります。

5、完全溶接では、突き合わせる部材の全断面を完全に溶接しなければいけません。余盛りは応力集中を避けるために、母材表面から滑らかに連続する形状とします。
よって正しい記述となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
10
正解は1です。


1、軽量形鋼の部材は材自体が薄いため手動ガス切断では正しく切断できません。
そのため切断は機械切断とします。
したがって誤りの記述となります。

2、耐火被覆材を吹き付ける部分は、錆止め塗装を行う必要はありません。
錆止め塗装をしてしまうと耐火の効果を十分に発揮できなくなってしまいます。
したがって正しい記述となります。

3、ベースプレートとアンカーボルトの緊結は、ナットを二重にして留めます。
その際、ナットの上から出るねじ山は、3山以上出るようにします。
したがって正しい記述となります。

4、トルシア形の高力ボルトの締付けは、一次締め→マーキング→本締めの順で行います。
本締めではピンテールが破断されるまで締め付け、マーキングされた位置とずれていることで本締めがされたことを確認します。
したがって正しい記述となります。

5、完全溶込み溶接における余盛りは、滑らかに連続した形状とします。
過度な余盛は応力の集中になってしまいます。
また余盛が不足すると接合不足による切断等になりかねません。
したがって正しい記述となります。

5
正解は1

軽量形鋼の切断は機械切断とします。よって、誤りです。

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