二級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科4(建築施工) 問18
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問題
二級建築士試験 平成29年(2017年) 学科4(建築施工) 問18 (訂正依頼・報告はこちら)
左官工事、タイル工事及び石工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 外壁湿式工法による石材の取付けにおいて、石材の裏面とコンクリート躯体面との間隔を40mmとした。
- 壁のタイルの改良圧着張りにおいて、タイル下地面とタイル裏面の双方に張付けモルタルを塗り付けた。
- 壁のモザイクタイル張りにおいて、表張り紙の紙はがしは、張付け後に時期を見計らい、表面に水湿しをしてから行った。
- ラス下地面へのせっこうプラスター塗りにおいて、上塗りは中塗りが半乾燥の状態のうちに行った。
- 屋内の床面のセルフレベリング材塗りにおいて、材料が硬化するまでの間は、窓や出入口を開けて通風を確保した。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 .外壁湿式工法による石材の取付けにおいては、石材の裏面とコンクリート躯体面との間隔は40mmを基準とします。
正しい記述です。
2 .壁のタイルの改良圧着張りにおいては、タイル下地面とタイル裏面の双方に張付けモルタルを塗り付けます。タイル裏面には張付けモルタルを1~3mmの塗り厚で平らにならし、直ちに貼り付けます。
正しい記述です。
3 . 壁のモザイクタイル張りにおいては、張付け後に時期を見計って、表面に水湿しをしてから紙をはがします。
正しい記述です。
4 .ラス下地面へのせっこうプラスター塗りにおいては、上塗りは中塗りが半乾燥の状態のうちに行います。
正しい記述です。
5.セルフレベリング材が硬化する前に風が当たると、硬化後にしわが発生する恐れがあるため、流し込み作業中は通風を避けるようにします。
誤った記述です。
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02
1.外壁湿式工法による石材の取付けにおける、石材の裏面とコンクリート躯体面との間隔は40mmを標準としますので、正しい記述となります。
2. 壁タイルの改良圧着張りは、タイル下地面とタイル裏面の双方に張付けモルタルを塗り付けて張りますので、正しい記述となります。
3.壁のモザイクタイル張りにおいて、張付け後に時期を見計らって、表紙に水湿しをして紙を剥がしますので、正しい記述となります。
4.ラス下地面へのせっこうプラスター塗りにおいて、上塗りは中塗りが半乾燥の状態のうちに行いますので、正しい記述となります。
5.屋内の床面のセルフレベリング材塗りにおいて、材料が硬化するまでは、窓や出入口を閉めて通風を避けますので、誤った記述となります。
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03
1、外壁湿式工法による石材の取付けにおいて、石材の裏面とコンクリート躯体面との間隔は40mmを標準とします。
したがって正しい記述となります。
2、壁タイルの改良圧着張りは、タイル下地面とタイル裏面の双方に張付けモルタルを塗り付けて張り付けていきます。
したがって正しい記述となります。
3、壁のモザイクタイル張りにおける表張り紙の紙はがしは、張付け後に表面に水湿しをしてから行います。
したがって正しい記述となります。
4、ラス下地面へのせっこうプラスター塗りにおいて、上塗りは中塗りが半乾燥の状態のうちに行います。
したがって正しい記述となります。
水湿しなどとひっかけで出題されることもあるので気を付けましょう。
5、屋内床面のセルフレベリング材塗りにおいて、材料が硬化するまでの間は窓や出入口をふさぎ通風を避けなければいけません。
したがって誤りの記述となります。
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