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二級建築士の過去問 平成30年(2018年) 学科4(建築施工) 問11

問題

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鉄筋工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
柱及び梁の配筋において、主筋にD29を使用したので、主筋のかぶり厚さを、その主筋径(呼び名の数値)の1.5倍とした。
   2 .
鉄筋相互のあきは、「粗骨材の最大寸法の1.25倍」、「25mm」及び「隣り合う鉄筋の平均径(呼び名の数値)の1.5倍」のうち最大のもの以上とした。
   3 .
D25の主筋の加工寸法の検査において、特記がなかったので、加工後の外側寸法の誤差が±25mmの範囲のものを合格とした。
   4 .
鉄筋の重ね継手において、鉄筋径が異なる異形鉄筋相互の継手の長さは、細いほうの鉄筋径により算出した。
   5 .
スラブ配筋において、特記がなかったので、鉄筋のかぶり厚さを確保するために、上端筋及び下端筋のスペーサーの数量を、それぞれ1.3個/m2程度とした。
( 二級建築士試験 平成30年(2018年) 学科4(建築施工) 問11 )
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この過去問の解説 (2件)

19
正解は3です。


1、柱及び梁の配筋において主筋にD29を使用した場合、主筋のかぶり厚さはその主筋径の1.5倍以上とします。
したがって正しい記述となります。

2、 鉄筋相互のあきは、粗骨材の最大寸法の1.25倍、25mm、隣り合う鉄筋の平均径の1.5倍のうち最大のもの以上とします。
したがって正しい記述となります。

3、 D25以下の主筋の加工寸法の検査において特記がない場合、加工後の外側寸法の誤差は±15mmとします。
したがって誤りの記述となります。

4、鉄筋の重ね継手において、鉄筋径が異なる異形鉄筋相互の継手の長さは細いほうの鉄筋径により算出します。
したがって正しい記述となります。

5、スラブ配筋において特記がない場合、鉄筋のかぶり厚さを確保するために上端筋及び下端筋のスペーサーの数量はそれぞれ1.3個/㎡程度とします。
したがって正しい記述となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
9
1. 記述は正しいです
 日本建築学会基準では、主筋径の呼び名の1.5倍とした数値を主筋のかぶり厚さとすると、かぶり部分の亀裂が生じにくくなります。

2. 記述は正しいです
 記述の通りです。
数値の正誤問題として出題される場合があるので、気を付けて確認しましょう。

3. 記述は誤りです
 鉄筋の加工精度で、D25以下の主筋は±15㎜を許容値とします。
なお、あばら筋・帯筋・スパイラル筋では、±5㎜を許容値とします。

4. 記述は正しいです
 異なるサイズの鉄筋において、重ね継手の長さを検討する場合は細い方の鉄筋を基準にして継手長さを決定します。

5. 記述は正しいです
 記述のほか、スラブ端部の上端筋部分とスラブ中央部の下端筋部分には、基準に関わらず必ず必要になります。

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