二級建築士の過去問
令和元年(2019年)
学科3(建築構造) 問3

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問題

二級建築士試験 令和元年(2019年) 学科3(建築構造) 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

図-1のような荷重を受ける単純梁において、曲げモーメント図が図-2となる場合、荷重Pの大きさとして、正しいものは、次のうちどれか。
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  • 1kN
  • 2kN
  • 3kN
  • 4kN
  • 5kN

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この過去問の解説 (2件)

01

左の支点をA、右の支点をB、またPの作用点をC、2Pの作用点をDとします。

1. C点から左側について求めます。
VA×3 = MC
VA = +8/3kN

2. D点から左側について求めます。
VA×6 = P×3+MD

計算した反力VA=+8/3kNとMD=10kN・mを利用し、
P = 2kN

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02

 単純梁を求める設問になります。

前提として右の垂直反力をRLとします。
また、P点のモーメントをMA、2P点のモーメントをMBとします。

• 左のピン側から生じるA点のモーメントを求めます。
   MA = 3 × RL = 8
    3 RL = 8     
よって、RL = 8 / 3 kN     です。
  
• 左のピン側から生じるB点のモーメントを求めます。
   MB = 6 × RL - 3P = 10

ここで、RL = 8 / 3 kNなので、
   MB = 6 × 8 / 3 - 3P = 10
    3P = 6     
     P = 2 kN

 したがって、2. 2 kN  が正解となります。

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