過去問.com - 資格試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

二級建築士の過去問 令和3年(2021年) 学科1(建築計画) 問12

問題

このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
集合住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
コンバージョンは、事務所ビルを集合住宅にする等、既存の建築物を用途変更・転用する手法である。
   2 .
コモンアクセスは、共用庭と各住戸へのアクセス路とを分離した形式で、動線はアクセス路側が中心となり、共用庭の利用は限られたものになりやすい。
   3 .
子どもが飛び跳ねたりする音などの床衝撃音が下階に伝わることを防ぐためには、床スラブをできるだけ厚くすることが有効である。
   4 .
都市型集合住宅における2名が居住する住居の誘導居住面積水準の目安は、55m2である。
   5 .
ライトウェル(光井戸)は、住戸の奥行きが深い場合などに、採光を目的として設けられる。
( 二級建築士試験 令和3年(2021年) 学科1(建築計画) 問12 )
このページは問題閲覧ページの為、解答履歴が残りません。
解答履歴を残すには、
条件を設定して出題する」をご利用ください。

この過去問の解説 (2件)

14

1 〇

コンバージョンとは、建物の用途を変更し再利用することを指します。使わなくなった事務所のビルを改築して住宅や店舗利用など、新しく立て直すより建築コスト削減や、環境負荷も低いことから注目されている手法となります。

2 ×

コモンアクセスとは、共用庭から住戸にアクセスするタイプです。

住民同士の交流を増大させる効果があり、コミュニティの活性化に繋がります。

問題文は路地アクセスの説明文となります。

3 〇

重量衝撃音は床コンクリートの厚さ(スラブ厚)を厚くし、衝撃が響きにくい仕様にすることが求められます。

4 〇

誘導居住面積水準とは、豊かな住生活及び多様なライフスタイルに対応するために必要とされる住居面積のことです。

都市と郊外で分けれており、都市は共同住宅、郊外は戸建を想定しています。

・一般型誘導住居面積水準(郊外)

 ①単身者 55㎡ ②二人以上の世帯 25㎡×人数+25㎡

・都市型居住型誘導居住面積水準(都市部)

 ①単身者 40㎡ ②二人以上の世帯 20㎡×人数+15㎡

設問の場合は都市型になる為、20×2+15 =55㎡となり、適正面積となります。

5 〇

ライトウェルとは、光が届きづらい室に採光を目的として設置される光庭や天窓のことを差します。

よって問の答えは 2 となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
7

1.正しいです。

コンバージョンとは、既存の建物の用途変更や用途変換を示します。

2.間違いです。

コモンアクセスとは共用庭(コモンスペース)から各戸にアクセスする形式のことを示し、問題文は路地アクセスの説明となります。

3.正しいです。

子供の飛び跳ね音は重量床衝撃音に分類され、

床スラブに厚みを持たせることが有効な対策案となります。

4.正しいです。

都市型の誘導居住面積水準は二人以上の世帯で20㎡×世帯人数+15㎡であり、

55㎡で正解となります。

5.正しいです。

ライトウェルとは、建物の平面上の中心に屋上まで吹き抜けた空間を設けることで採光・換気の補助的な役割を果たす部分のことを示します。

問題に解答すると、解説が表示されます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
他のページから戻ってきた時、過去問ドットコムはいつでも続きから始めることが出来ます。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。
この二級建築士 過去問のURLは  です。
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。