建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第48回(平成30年度(2018年))
問10 (建築物衛生行政概論 問10)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第48回(平成30年度(2018年)) 問10(建築物衛生行政概論 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
- 建築物空気環境測定業の空気環境測定実施者
- 建築物排水管清掃業の排水管清掃作業監督者
- 建築物空気調和用ダクト清掃業のダクト清掃作業監督者
- 建築物飲料水貯水槽清掃業の貯水槽清掃作業監督者
- 建築物ねずみ昆虫等防除業の防除作業監督者
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この過去問の解説 (1件)
01
正解は、「建築物ねずみ昆虫等防除業の防除作業監督者」です。
この問題は、建築物環境衛生管理技術者の役割に関するものです。
建築物環境衛生管理技術者は、建築物衛生法に基づく、
登録業務の人的基準として広く認められます。
登録にあたり、専任の防除作業監督者資格が必要であるかどうかが判断基準となります。
害虫・ねずみの防除は高度な薬剤知識や防疫的見地に基づく特殊性を持っているため、
環境測定や水質管理とは異なる領域となります。
正しいです。この業務では「空気環境測定実施者講習」を修了した者が必須要件とされますが、
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の免状所持者も、認められています。
両資格が重複的に扱われる形となり、
資格保持者は空気環境測定業を担うことが可能です。
正しいです。建築物衛生法に基づく登録業務のうち、
排水管清掃業における「排水管清掃作業監督者」については、
ビル管理士の免状保持者は要件を満たします。
排水管は衛生的な建築環境の維持に不可欠であり、
汚水の逆流や悪臭防止など広範な管理知識を必要とします。
正しいです。空調ダクトは粉塵やカビ、微生物汚染などが起こりやすく、
清掃には高度な知識と管理能力が求められます。
建築物衛生管理技術者は大気環境や換気設備の管理に精通しているため、
「ダクト清掃作業監督者」として認められます。
正しいです。飲料水貯水槽の管理は、建築物における衛生環境維持の根幹であり、
水質汚染防止のための定期清掃と監督体制が不可欠です。
建築物環境衛生管理技術者は、貯水槽清掃に関する監督者として法律上認められており、
免状を所持する者は「貯水槽清掃作業監督者」として登録可能です。
誤りです。建築物におけるねずみ・害虫防除業は、
殺虫剤・殺鼠剤の適正使用や防疫上の専門知識が求められるため、
専任資格者である「防除作業監督者」の配置が法律で義務づけられています。
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