建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第48回(平成30年度(2018年))
問112 (給水及び排水の管理 問112)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第48回(平成30年度(2018年)) 問112(給水及び排水の管理 問112) (訂正依頼・報告はこちら)
- デパートにおける1日当たりの設計給水量 −−−−−−−−− 15〜30L/m2
- ホテル客室部における1日当たりの設計給水量 −−−−− 350〜450L/床
- 事務所建築における1日当たりの設計給水量 −−−−−−− 60〜100L/人
- 小便器洗浄弁の最低必要水圧 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 30kPa
- 大便器洗浄弁の最低必要水圧 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 70kPa
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この過去問の解説 (1件)
01
正解は、「小便器洗浄弁の最低必要水圧 − 30kPa」です。
この問題は、給水設備に関する語句と数値との組合せに関するものです。
給水設備に関する設計基準は、用途や器具ごとに水量・水圧の標準値が定められています。
大便器洗浄弁は70kPaが必要水圧ですが、
小便器洗浄弁は50kPaが一般的など、定められていますので、注意しましょう。
正しいです。デパートなど商業施設は床面積あたりの使用水量で算定され、
15〜30L/m2が標準値です。多数利用者を想定しています。
正しいです。宿泊施設では客室ごとに大きな水使用があるため、
350〜450L/床が標準です。風呂・トイレ利用が集中するため、
他の用途より多めに設定されます。
最近は湯舟を使用せず、シャワーで済ませる人が多いので、
シャワーのみの客室は、基準を下げてもいいと思います。
正しいです。オフィスビルでは1人当たり60〜100L/日の設計値が用いられます。
用途的に使用水量は比較的少なく、標準値の範囲として妥当です。
工場の事務所は、もう少し多くてもいいかもしれません。
誤りです。小便器洗浄弁は安定的洗浄のため50kPa程度が必要とされます。
30kPaでは洗浄不良を招きます。
正しいです。大便器は水量・水圧がより必要であり、70kPaが基準値とされます。
最近は小便器のないオフィスもあるので、見直しが必要かもしれません。
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