建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問122 (給水及び排水の管理 問122)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問122(給水及び排水の管理 問122) (訂正依頼・報告はこちら)

給湯設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 器具のワッシャには、細菌の繁殖を防止するために合成ゴムを使用する。
  • 中央式給湯方式においては、加熱により残留塩素が消滅する場合があるので、その水質には留意する。
  • 貯湯槽が複数ある場合は、停滞水の防止のため、使用しない貯湯槽の水は抜いておく。
  • 貯湯槽に流電陽極式電気防食を施す場合は、外部電源が必要である。
  • 給湯設備に防錆(せい)剤を使用する場合は、飲料水と同じ管理方法による。

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この過去問の解説 (1件)

01

正解は、「貯湯槽に流電陽極式電気防食を施す場合は、外部電源が必要である。」です。

 

この問題は、給湯設備の保守管理に関するものです。

給湯設備の保守管理では、水質保持と腐食防止が重要です。

器具材質の選定や残留塩素管理、貯湯槽の停滞水対策、

防錆剤の適正使用が基本となります。

設備設計や維持管理の基礎知識を求められます。

選択肢1. 器具のワッシャには、細菌の繁殖を防止するために合成ゴムを使用する。

正しいです。金属や天然ゴムでは細菌が付着しやすいため、

耐菌性や耐久性に優れた合成ゴムを使用します。

選択肢2. 中央式給湯方式においては、加熱により残留塩素が消滅する場合があるので、その水質には留意する。

正しいです。中央式給湯方式においては、

加熱により残留塩素が消滅する場合があるので、

その水質には留意しましょう。

選択肢3. 貯湯槽が複数ある場合は、停滞水の防止のため、使用しない貯湯槽の水は抜いておく。

正しいです。貯湯槽が複数ある場合は、

停滞水は腐食や細菌繁殖の原因となるため、

未使用槽は排水することが望ましいです。

 

選択肢4. 貯湯槽に流電陽極式電気防食を施す場合は、外部電源が必要である。

不適当です。流電陽極式は、

自然電位で防食する方式で外部電源不要です。

選択肢5. 給湯設備に防錆(せい)剤を使用する場合は、飲料水と同じ管理方法による。

正しいです。人体に影響のない防錆剤を使用し、

水質管理も飲料水基準を参考に行います。

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