建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問165 (清掃 問165)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理技術者)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問165(清掃 問165) (訂正依頼・報告はこちら)

建築物内廃棄物の貯留・搬出方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • コンパクタ・コンテナ方式は、容器方式より防災性に優れている。
  • 真空収集方式は、容器方式より衛生的に優れている。
  • 貯留・排出機方式は、真空収集方式より初期コストが少ない。
  • 貯留・排出機方式は、コンパクタ・コンテナ方式より大規模建築物に適用される。
  • コンパクタ・コンテナ方式は、容器方式よりランニングコストが少ない。

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この過去問の解説 (1件)

01

建築物内で発生する廃棄物の管理には、貯留(ためる)や搬出(運び出す)方法がいくつかあり、建物の規模や目的に応じて適切な方式が選ばれます。防災性や衛生面、コストの違いなど、それぞれの方式には特徴があります。以下、各選択肢を順番に見ていきます。

選択肢1. コンパクタ・コンテナ方式は、容器方式より防災性に優れている。

この記述は適切です。コンパクタ・コンテナ方式は、ごみを圧縮して密閉するため、火災の発生リスクを低減できます。一方、容器方式は個別の容器にごみを貯めるため、防災性の面で劣る場合があります。

選択肢2. 真空収集方式は、容器方式より衛生的に優れている。

この記述は適切です。真空収集方式は、配管を使ってごみを一括で吸引・搬送するため、ごみが空気に触れる機会が少なく、においや害虫の発生を抑えることができます。容器方式よりも衛生面での利点があります。

選択肢3. 貯留・排出機方式は、真空収集方式より初期コストが少ない。

この記述は適切です。貯留・排出機方式は、建築物内にごみを一時的に貯め、排出時にまとめて処理する方法です。専用の配管設備を必要とする真空収集方式と比べると、導入時の設備費用が少なくて済みます。

選択肢4. 貯留・排出機方式は、コンパクタ・コンテナ方式より大規模建築物に適用される。

この記述は不適当です。大規模建築物では、大量のごみを効率的に処理できるコンパクタ・コンテナ方式が適しています。貯留・排出機方式は比較的小規模な施設向けであり、大規模な建築物に適用されるとは言えません。

選択肢5. コンパクタ・コンテナ方式は、容器方式よりランニングコストが少ない。

この記述は適切です。コンパクタ・コンテナ方式では、ごみを圧縮して搬出頻度を減らすことができるため、運搬コストや管理コストを抑えることが可能です。一方、容器方式は個々の容器を頻繁に交換・回収する必要があるため、ランニングコストが高くなりやすいです。

まとめ

貯留・搬出方式には、それぞれ特徴があり、建物の規模や管理のしやすさによって適切な方式が選ばれます。コンパクタ・コンテナ方式は防災性やコスト面で優れ、大規模建築物に適しています。貯留・排出機方式は比較的小規模な施設向けであり、大規模建築物に適するとするのは誤りです。

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