建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問174 (ねずみ、昆虫等の防除 問174)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理技術者)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問174(ねずみ、昆虫等の防除 問174) (訂正依頼・報告はこちら)

ねずみ用の薬剤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • ブロマジオロン製剤は、動物用医薬部外品として承認されている。
  • ジフェチアロールは、第2世代の抗凝血性殺鼠(そ)剤である。
  • 粉剤は、餌材料にまぶして、毒餌として利用することができる。
  • リン化亜鉛は、致死させるために、複数回摂取させる必要がある。
  • カプサイシンは、忌避剤で、かじり防止などの目的で使用される。

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この過去問の解説 (1件)

01

ねずみを駆除するための薬剤には、抗凝血性殺鼠剤や急性毒性殺鼠剤、忌避剤などさまざまな種類があります。それぞれ作用の仕方や使用方法が異なり、適切な薬剤を選ぶことが重要です。選択肢を順番に見ていきます。

選択肢1. ブロマジオロン製剤は、動物用医薬部外品として承認されている。

この記述は適当です。ブロマジオロンは、第2世代の抗凝血性殺鼠剤であり、日本では動物用医薬部外品として承認されています。少量の摂取でも強い効果があるため、ネズミの駆除に広く使用されています。

選択肢2. ジフェチアロールは、第2世代の抗凝血性殺鼠(そ)剤である。

この記述は適当です。ジフェチアロールは、第2世代の抗凝血性殺鼠剤に分類される成分です。肝臓でのビタミンKの働きを阻害し、血液が固まらなくなることで致死効果を発揮します。少量の摂取でも高い効果があり、抵抗性を持つネズミにも有効です。

選択肢3. 粉剤は、餌材料にまぶして、毒餌として利用することができる。

この記述は適当です。粉剤は、穀物やパンくずなどの餌材料に混ぜて毒餌として使用できます。また、ネズミの通り道にまいて体に付着させ、毛づくろいの際に摂取させる方法もあります。

選択肢4. リン化亜鉛は、致死させるために、複数回摂取させる必要がある。

この記述は不適当です。リン化亜鉛は急性毒性殺鼠剤の一つであり、一度の摂取で致死量に達することが多いです。消化液と反応して有毒なリン化水素ガスを発生させ、ネズミを短時間で致死させるため、複数回摂取させる必要はありません。

選択肢5. カプサイシンは、忌避剤で、かじり防止などの目的で使用される。

この記述は適当です。カプサイシンは唐辛子の辛味成分であり、ネズミの忌避剤として使用されます。電気ケーブルや木材などのかじられるのを防ぐため、コーティング剤として利用されることがあります。

まとめ

抗凝血性殺鼠剤は少量の摂取でも効果を発揮し、ブロマジオロンやジフェチアロールは第2世代に分類されます。粉剤は毒餌として利用でき、カプサイシンはかじり防止の忌避剤として使用されます。一方、リン化亜鉛は急性毒性殺鼠剤であり、複数回摂取させる必要はなく、一度の摂取で致死量に達することがあるため、この記述は誤りです。ネズミの習性に合わせた適切な薬剤を選ぶことが重要です。

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