建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問175 (ねずみ、昆虫等の防除 問175)
問題文
ねずみ用の薬剤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理技術者)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問175(ねずみ、昆虫等の防除 問175) (訂正依頼・報告はこちら)
ねずみ用の薬剤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 殺鼠(そ)剤により死亡したネズミから、ハエなどが発生することがある。
- 配置された毒餌から、シバンムシ類などの食品害虫が発生することがある。
- クマテトラリルは、第1世代の抗凝血性殺鼠剤である。
- シクロヘキシミドには、処理区域からネズミを追い出す効果はない。
- ドブネズミでは、抗凝血性殺鼠剤に対する抵抗性を獲得した集団は報告されていない。
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この過去問の解説 (1件)
01
ねずみ用の薬剤には、抗凝血性殺鼠剤や忌避剤などさまざまな種類があり、それぞれ異なる作用を持っています。殺鼠剤の使用に伴う副作用や、ネズミの抵抗性などを正しく理解することが大切です。各選択肢について詳しく見ていきます。
この記述は適当です。殺鼠剤で死んだネズミの死骸が放置されると、ハエなどの虫が卵を産み、ウジが発生することがあります。特に屋内でネズミの死骸が放置された場合、異臭の発生とともに害虫の発生につながるため、適切に回収・処理することが重要です。
この記述は適当です。毒餌の中には穀物や乾燥食品を材料にしたものがあり、適切に管理しないとシバンムシやコクヌストモドキなどの食品害虫が発生することがあります。定期的に毒餌の状態を確認し、古くなったものは適切に処分することが求められます。
この記述は適当です。クマテトラリルは、第1世代の抗凝血性殺鼠剤に分類され、ビタミンKの働きを阻害することでネズミを致死させます。第1世代の抗凝血性殺鼠剤は、ネズミが複数回摂取することで効果を発揮する特徴があります。
この記述は適当です。シクロヘキシミドは抗生物質の一種であり、殺鼠剤としての忌避効果や追い出し効果はありません。ネズミを処理区域から追い出すためには、音や振動を利用する方法や、カプサイシンなどの忌避剤を使用する方法があります。
この記述は不適当です。ドブネズミは、抗凝血性殺鼠剤に対する抵抗性を持つ個体が報告されています。特に第1世代の抗凝血性殺鼠剤では、長年の使用により抵抗性を持つネズミが増えているため、第2世代の殺鼠剤が使用されることが多くなっています。
殺鼠剤の使用によって死んだネズミから害虫が発生することがあり、毒餌の管理も重要です。クマテトラリルは第1世代の抗凝血性殺鼠剤であり、シクロヘキシミドにはネズミを追い出す効果がありません。ドブネズミには抗凝血性殺鼠剤に対する抵抗性を持つ集団が報告されているため、「報告されていない」という記述は誤りです。ネズミの抵抗性の問題を理解し、適切な薬剤を選択することが重要です。
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