建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第51回(令和3年度(2021年))
問4 (建築物衛生行政概論 問4)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第51回(令和3年度(2021年)) 問4(建築物衛生行政概論 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
- 地下街の地下道
- 建築物の地下に電気事業者が設置した変電所
- 建築物内部にある鉄道のプラットホーム
- 地下街の店舗に付属する倉庫
- 建築物の地下に設置された、管理主体の異なる公共駐車場
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この過去問の解説 (1件)
01
地下街の店舗に付属する倉庫 が延べ面積に含めるべき部分です。
建築物衛生法では、延べ面積に算入するのは「不特定多数が利用する特定用途の室」と、その用途を補助する付属室です。店舗の在庫を置く倉庫は売場運営に欠かせない付属室なので、延べ面積に含めます。
地下道は道路機能をもつ通路であり、建築物の“室”ではないため延べ面積の算入対象外です。
変電所は設備専用室であり、一般利用者の衛生とは直接関係しません。算入しません。
鉄道施設は建築物衛生法の対象外です。延べ面積に含めません。
売場に隣接し、商品の保管や補充に使う倉庫は店舗営業を補助する付属室です。延べ面積に含めるのが法解釈です。
駐車場は原則として算入対象外、しかも管理主体が異なれば特定建築物の一部とみなされません。
延べ面積に入れるかどうかは「多数の利用者が直接または間接に使う室かどうか」で判断します。
売場付属倉庫のように営業機能を支える室は対象、道路・駅設備・機械室・駐車場は除外、という区分を押さえておくと迷いません。
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