建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第51回(令和3年度(2021年))
問12 (建築物衛生行政概論 問12)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第51回(令和3年度(2021年)) 問12(建築物衛生行政概論 問12) (訂正依頼・報告はこちら)

建築物衛生法に基づく事業の登録の登録基準に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 必要な機械器具について定められている。
  • 監督者等の人的基準について定められている。
  • 事故発生時の補償対応について定められている。
  • 作業の方法について定められている。
  • 必要な設備について定められている。

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この過去問の解説 (1件)

01

「事故発生時の補償対応について定められている。」 が誤っています。

建築物衛生法の登録基準(施行規則別表)は、業務を安全かつ確実に行うために 人員・機械器具・設備・作業方法 などを規定しています。しかし「事故が起きたときの補償(保険加入義務など)」までは規定していません。

選択肢1. 必要な機械器具について定められている。

例:総合管理業では粉じん計や残留塩素計など必須機器が列挙されています。適当です。

選択肢2. 監督者等の人的基準について定められている。

事業ごとに監督者・技術者の資格と員数が規定されています。適当です。

選択肢3. 事故発生時の補償対応について定められている。

登録基準に補償・保険の条項はなく、法令外の任意対応です。誤りです。

選択肢4. 作業の方法について定められている。

清掃や薬剤処理の具体的手順・頻度などが示されています。適当です。

選択肢5. 必要な設備について定められている。

事務所面積や洗浄槽・乾燥設備などの設備要件があります。適当です。

まとめ

登録基準は 「ヒト・モノ・方法・施設」 の技術的要件が中心。

事故補償は登録基準には含まれないため、この選択肢だけが誤りとなります。

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