建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第51回(令和3年度(2021年))
問151 (清掃 問152)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第51回(令和3年度(2021年)) 問151(清掃 問152) (訂正依頼・報告はこちら)
- トイレは、清掃作業により全面的に使用禁止とならないよう、工程を工夫する必要がある。
- 湯沸室に使用する資機材は、湯沸室専用として他の場所と区別する配慮が必要である。
- 玄関ホールの清掃品質は、視線の方向や高さを変えて確認する。
- 階段の壁面は、廊下の壁面と比較して、ほこりの付着度合が低い。
- 玄関ホールは、季節や天候の影響を受けるため、清掃の品質が変動しやすい。
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この過去問の解説 (1件)
01
最も不適当なのは「階段の壁面は、廊下の壁面と比較して、ほこりの付着度合が低い。」です。
階段は上下方向の気流が生じやすく、人の動きも多いため、手の触れやすい位置の汚れ・黒ずみや、角・巾木まわりの付着ほこりが目立ちやすい場所です。廊下より汚れが少ないとは言い切れません。
適切です。 利用頻度が高い設備なので、個室ごとの順次清掃や片側運用など、使用可能な便器・手洗いを常に残す段取りが求められます。
適切です。 食品や食器に関わる区域は交差汚染を防ぐため、モップ・クロス・スポンジなどを色分け・専用化します。
適切です。 入口は来訪者の第一印象に直結します。立った目線・腰の高さ・しゃがみ目線など複数の角度と高さでのインスペクションが有効です。
不適切です。 階段は上下動線で気流が発生し、人の接触・こすれ跡も起こりやすい場所です。手すり周辺や踊り場付近の壁面は特に汚れが出やすく、廊下より低いとは限りません。
適切です。 雨天時の水滴・泥、冬季の融雪剤や砂、春の花粉など、外因による持ち込み汚れで品質が変動します。頻度や方法の調整が必要です。
床以外の清掃は「利用状況・気流・交差汚染」を意識すると判断しやすいです。
トイレは使用確保を第一に工程を組みます。
湯沸室は専用資機材で衛生を守ります。
玄関は視点を変えて点検し、季節・天候に合わせて頻度を調整します。
階段壁面は汚れが出やすいため、接触部位や角部の重点点検が大切です。
この整理から、階段壁面のほこりが廊下より少ないと断定する記述は不適当と分かります。
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