建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第52回(令和4年度(2022年))
問69 (空気環境の調整 問69)
問題文
密閉型冷却塔は、水と空気が( ア )熱交換となるため、通風抵抗と送風機動力が( イ )する。また、冷却水の散布水系統の保有水量は開放型冷却塔と比べて( ウ )。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第52回(令和4年度(2022年)) 問69(空気環境の調整 問69) (訂正依頼・報告はこちら)
密閉型冷却塔は、水と空気が( ア )熱交換となるため、通風抵抗と送風機動力が( イ )する。また、冷却水の散布水系統の保有水量は開放型冷却塔と比べて( ウ )。
- ア:間接 イ:増加 ウ:多い
- ア:間接 イ:減少 ウ:少ない
- ア:直接 イ:減少 ウ:多い
- ア:直接 イ:増加 ウ:少ない
- ア:間接 イ:増加 ウ:少ない
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (1件)
01
ア:間接 イ:増加 ウ:少ないです。
密閉型冷却塔は、管(コイル)の中を流れる冷却水と外気・散布水が直接ふれない間接熱交換です。コイルが空気の通り道を狭くするので通風抵抗が大きくなり、送風機動力は増えます。また、散布水は循環させますが、開放型より保有水量は少なくなります。
不適当です。 間接熱交換と送風機動力の増加は合っていますが、保有水量は「少ない」が正しいです。
不適当です。 間接は正しいですが、コイルがあるため通風抵抗は増え、送風機動力は「増加」します。
不適当です。 密閉型は直接ではなく間接です。さらに送風機動力も減少ではありません。
不適当です。 直接ではありません。密閉型は間接です。
適当です。
間接熱交換…冷却水はコイル内、外側を散布水と空気が流れます。
送風機動力は増加…コイルがある分、通風抵抗が大。
保有水量は少ない…散布水系統はありますが、開放型より水量が小さく抑えられます。
密閉型冷却塔の要点は、間接熱交換、通風抵抗が大きく送風機動力が増えがち、散布水の保有水量は開放型より少ないの3つです。
この特徴を押さえると、開放型との違い(必要動力や水処理量、汚れ・腐食リスクなど)の理解がしやすくなります。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問68)へ
第52回(令和4年度(2022年)) 問題一覧
次の問題(問70)へ