建築物環境衛生管理技術者の過去問
第52回(令和4年度(2022年))
給水及び排水の管理 問133
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問題
第52回 建築物環境衛生管理技術者試験 給水及び排水の管理 問133 (訂正依頼・報告はこちら)
排水設備の清掃・診断に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 排水立て管の清掃に用いる高圧洗浄法は、5〜30MPaの高圧の水を噴射し、排水管内を洗浄する方法である。
- 排水管の有機性付着物は、酸性洗浄剤を用いて除去する。
- 排水管の内部の腐食状況は、超音波厚さ計やX線を使用した方法等により確認する。
- ウォータラム法は、圧縮空気を一気に放出してその衝撃で閉塞物を除去する方法である。
- ワイヤを通す方法は、一般に長さ25mまでの排水横管の清掃に使用する。
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この過去問の解説 (1件)
01
正解は「排水管の有機性付着物は、酸性洗浄剤を用いて除去する。」が不適当な設問となります。
設問の通り、排水立て管の清掃に用いる高圧洗浄法は、5〜30MPaの高圧の水を噴射し、排水管内を洗浄する方法です。
排水管の有機性付着物は、アルカリ性洗剤を用いて除去します。
酸性洗浄剤は便器の尿石の除去で用います。
よって不適当な設問となります。
設問の通り、排水管の内部の腐食状況は、超音波厚さ計やX線または内視鏡を使用した方法等により確認します。
設問の通り、ウォータラム法は、空気式の清掃方法で、圧縮空気を一気に放出してその衝撃で閉塞物を除去する方法です。
設問の通り、ワイヤを通す方法は、一般に長さ25mまでの排水横管の清掃に使用します。
また、縦間の場合は20mまでとなります。
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