建築物環境衛生管理技術者の過去問
第52回(令和4年度(2022年))
給水及び排水の管理 問132

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第52回 建築物環境衛生管理技術者試験 給水及び排水の管理 問132 (訂正依頼・報告はこちら)

敷地内排水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 排水の直管が長い場合、排水ますは管内径の120倍を超えない範囲内に設置する。
  • 合流式排水方式は、汚水、雑排水、雨水を同じ系統で排水する。
  • 雨水ますの流入管と流出管との管底差は、20mm程度とする。
  • 雨水浸透施設は、透水性舗装、浸透ます、浸透地下トレンチ等により構成される。
  • 排水ますの大きさは、配管の埋設深度、接続する配管の管径及び本数等を考慮して決定する。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

正解は「合流式排水方式は、汚水、雑排水、雨水を同じ系統で排水する。」が不適当な設問となります。

選択肢1. 排水の直管が長い場合、排水ますは管内径の120倍を超えない範囲内に設置する。

設問の通り、維持管理が容易にできるようにするため、排水の直管が長い場合、排水ますは管内径の120倍を超えない範囲内に設置することとなっています。

選択肢2. 合流式排水方式は、汚水、雑排水、雨水を同じ系統で排水する。

敷地内排水設備の合流式排水方式は汚水と雑排水を同じ系統で排水する方式となります。

雨水は含みませんので不適当な設問となります。

選択肢3. 雨水ますの流入管と流出管との管底差は、20mm程度とする。

設問の通り、流入配管を上にして、流入管と流出管との管底差は、20mm程度とするとなっています。

選択肢4. 雨水浸透施設は、透水性舗装、浸透ます、浸透地下トレンチ等により構成される。

設問の通り、雨水を地中に浸透させる施設のことで、雨水浸透施設は、透水性舗装、浸透ます、浸透地下トレンチ等により構成されます。

選択肢5. 排水ますの大きさは、配管の埋設深度、接続する配管の管径及び本数等を考慮して決定する。

設問の通り、排水ますの大きさは、配管の埋設深度、接続する配管の管径及び本数等を考慮して決定します。

参考になった数13