建築物環境衛生管理技術者の過去問
第52回(令和4年度(2022年))
給水及び排水の管理 問136
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問題
第52回 建築物環境衛生管理技術者試験 給水及び排水の管理 問136 (訂正依頼・報告はこちら)
大便器回りの故障の現象とその原因との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 便器と床面の間が濡(ぬ)れる ――――― フランジ部シール材の取り付けが不良である。
- 洗浄力が弱く、汚物が流れない ――――― タンク内の止水位が高くなっている。
- 洗浄弁のハンドル部から漏水する ――――― ハンドル部パッキン又は押し棒が摩耗してゆるんでいる。
- 吐水時間が長い ――――― 洗浄弁のピストンバルブのストレーナが詰まりかけている。
- 洗出し便器で、封水位が低い ――――― 便器に接続される汚水管の勾配の異常により、サイホン現象を起こしている。
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この過去問の解説 (1件)
01
正解は「洗浄力が弱く、汚物が流れない ――――― タンク内の止水位が高くなっている。」が不適当な設問となります。
設問の通り、便器と床面の間が濡れる場合は、フランジ部シール材の取り付けが不良である可能性があります。
洗浄力が弱く、汚物が流れない場合は、排水路に異物が詰まっていることが考えられます。
タンク内の止水位が高くなっている場合においては洗浄力に影響があるとは考えにくいため、
不適当な設問となります。
設問の通り、洗浄弁のハンドル部から漏水する場合は、ハンドル部パッキン又は押し棒が摩耗してゆるんでいる可能性があります。
設問の通り、吐水時間が長い場合は、洗浄弁のピストンバルブのストレーナが詰まりかけている可能性があります。
設問の通り、洗出し式は主に和便器で用いられており、封水位が低い場合は、便器に接続される汚水管の勾配の異常により、サイホン現象を起こしている可能性があります。
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