建築物環境衛生管理技術者の過去問
第52回(令和4年度(2022年))
清掃 問151

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問題

第52回 建築物環境衛生管理技術者試験 清掃 問151 (訂正依頼・報告はこちら)

繊維床材の特徴と維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 事務所建築物の繊維床材のしみは、約60%が親水性である。
  • ウール素材の含水率は約15%であるので、洗浄後は乾きにくい。
  • スチーム洗浄機は、エクストラクタより、洗浄後、カーペットに残留する水分量が多い。
  • 繊維床材は、パイルに空隙があることから土砂・ほこりが堆積しやすい。
  • ナイロンに付着した親水性の汚れは、ポリエステルより取りにくい。

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この過去問の解説 (1件)

01

正解は「スチーム洗浄機は、エクストラクタより、洗浄後、カーペットに残留する水分量が多い。」が不適当な設問となります。

選択肢1. 事務所建築物の繊維床材のしみは、約60%が親水性である。

設問の通り、事務所建築物の繊維床材のしみは、約60%が親水性です。

選択肢2. ウール素材の含水率は約15%であるので、洗浄後は乾きにくい。

設問の通り、ウール素材の含水率は約15%であるので、洗浄後は乾きにくいです。

選択肢3. スチーム洗浄機は、エクストラクタより、洗浄後、カーペットに残留する水分量が多い。

スチーム洗浄機は、水蒸気を用いるため、水分が少なく、エクストラクタより、洗浄後、カーペットに残留する水分量は少ないです。

よって設問は不適当となります。

選択肢4. 繊維床材は、パイルに空隙があることから土砂・ほこりが堆積しやすい。

設問の通り、繊維床材は、パイルに空隙があることから土砂・ほこりが堆積しやすいです。

選択肢5. ナイロンに付着した親水性の汚れは、ポリエステルより取りにくい。

設問の通り、ナイロン素材は、耐久性に優れていますが、ナイロンに付着した親水性の汚れは、ポリエステルより取りにくいです。

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