建築物環境衛生管理技術者の過去問
第52回(令和4年度(2022年))
ねずみ、昆虫等の防除 問174
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問題
第52回 建築物環境衛生管理技術者試験 ねずみ、昆虫等の防除 問174 (訂正依頼・報告はこちら)
殺虫剤の効力や剤形(剤型)に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 殺虫剤の速効性は、KT50値から判断できる。
- ピレスロイド剤は、ゴキブリなどに対しフラッシング効果を示す。
- フィプロニルは、ゴキブリ用の食毒剤の有効成分である。
- プロペタンホスには、マイクロカプセル(MC)剤がある。
- 有機リン剤を有効成分とした、ULV処理専用の乳剤がある。
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この過去問の解説 (1件)
01
正解は、「有機リン剤を有効成分とした、ULV処理専用の乳剤がある。」が不適当な設問となります。
設問の通り、殺虫剤の速効性は、ある集団の害虫や供試虫の半数(50%)が仰転(ノックダウン)するのに必要な時間KT50値から判断できます。
設問の通り、ピレスロイド剤は、ゴキブリなどに対しフラッシング効果を示します。
設問の通り、フィプロニルは、ゴキブリ用の食毒剤の有効成分です。
設問の通り、プロペタンホスには、マイクロカプセル(MC)剤があります。
有機リン剤を有効成分とした、ULV処理専用の乳剤はありません。
ピレスロイド系のフェノトリン、ペルメトリン、フタルスリン等を成分としたULV処理専用の乳剤があります。
よって設問は不適当となります。
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