建築物環境衛生管理技術者の過去問
第53回(令和5年度(2023年))
空気環境の調整 問48

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第53回 建築物環境衛生管理技術者試験 空気環境の調整 問48 (訂正依頼・報告はこちら)

湿り空気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 絶対湿度が一定の状態で、温度が上昇すると相対湿度は低下する。
  • 相対湿度が同じ湿り空気では、温度が高い方が比エンタルピーは高い。
  • 乾球温度が同じ湿り空気では、絶対湿度が高い方が水蒸気圧は高い。
  • 露点温度における湿り空気では、乾球温度と湿球温度は等しい。
  • 比エンタルピーが同じ湿り空気では、温度が高い方が絶対湿度は高い。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

湿り空気における温度、湿度、エンタルピーの関係を理解することが重要です。特に相対湿度、絶対湿度、露点温度などの基本概念を押さえましょう。

選択肢1. 絶対湿度が一定の状態で、温度が上昇すると相対湿度は低下する。

温度が上昇すると、空気の水蒸気を保持できる量が増えるため、相対湿度は低下します。

選択肢2. 相対湿度が同じ湿り空気では、温度が高い方が比エンタルピーは高い。

相対湿度が同じなら、温度が高いほど水蒸気量が多く、比エンタルピーも高くなります。

選択肢3. 乾球温度が同じ湿り空気では、絶対湿度が高い方が水蒸気圧は高い。

乾球温度が同じ場合、絶対湿度が高い方が水蒸気圧は高いです。

選択肢4. 露点温度における湿り空気では、乾球温度と湿球温度は等しい。

露点温度では湿球温度も乾球温度と同じになります。

選択肢5. 比エンタルピーが同じ湿り空気では、温度が高い方が絶対湿度は高い。

乾球温度が高いと絶対湿度は低くなります。よって誤りです。

まとめ

湿り空気の温度と湿度に関する基本的な関係を理解することが重要です。

参考になった数0