建築物環境衛生管理技術者の過去問
第53回(令和5年度(2023年))
空気環境の調整 問66

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問題

第53回 建築物環境衛生管理技術者試験 空気環境の調整 問66 (訂正依頼・報告はこちら)

冷凍機に用いられる冷媒とオゾン破壊係数(ODP)との組合せとして、最も不適当なも のは次のうちどれか。
  • R11(CFC) ―――― 1
  • R32(HFC) ―――― 0.055
  • R123(HCFC) ――― 0.02
  • R717(NH3) ―――― 0
  • R744(CO2) ―――― 0

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この過去問の解説 (1件)

01

冷媒とオゾン破壊係数(ODP)の関係は、冷媒選定や環境影響評価で重要です。

CFC、HCFC、HFC、自然冷媒(NH3、CO2)の分類ごとにODPを覚えることで、不適切な組み合わせを判断できます。

選択肢1. R11(CFC) ―――― 1

CFC系冷媒は高いODP(最大値1)を持ちます。

選択肢2. R32(HFC) ―――― 0.055

R32はHFCであり、ODPは0です。誤った数値です。

選択肢3. R123(HCFC) ――― 0.02

HCFC系冷媒は微小ながらODPを持ちます。

選択肢4. R717(NH3) ―――― 0

アンモニア(NH3)は自然冷媒でODPは0です。

選択肢5. R744(CO2) ―――― 0

二酸化炭素(CO2)も自然冷媒でODPは0です。

まとめ

冷媒ごとの環境特性を整理し、CFC、HCFCの高ODPや自然冷媒の環境負荷の低さを正確に理解しましょう。

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