建築物環境衛生管理技術者の過去問
第53回(令和5年度(2023年))
空気環境の調整 問75
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第53回 建築物環境衛生管理技術者試験 空気環境の調整 問75 (訂正依頼・報告はこちら)
空気調和設備のポンプ、配管及びその付属品に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- バタフライ弁は、軸の回転によって弁体が開閉する構造である。
- 軸流ポンプは遠心ポンプと比較して、全揚程は小さいが吐出し量が多いという特徴をもつ。
- 伸縮継手は、温度変化による配管軸方向の変位を吸収するためのものである。
- 玉形弁は、流体の流量調整用として用いられる。
- 蒸気トラップは、機器や配管内で発生した高い蒸気圧力を速やかに外部に排出するための安全装置である。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (1件)
01
ポンプや配管の付属品の構造や用途、特徴を理解することが重要です。特に弁や蒸気トラップの役割に注意しましょう。
バタフライ弁は軸を回転させて弁体を開閉する構造です。
構造がシンプルで軽量、操作が簡単です。
軸流ポンプは全揚程は小さいが、吐出量が多い特徴をもちます。
大量の流体移動が求められる場面に適します。
伸縮継手は温度変化による配管の伸縮を吸収します。
配管の熱膨張・収縮対策として重要です。
玉形弁は流量調整や完全閉止に使用されます。
精密な流量調整が可能な弁です。
蒸気トラップは高圧蒸気を排出する装置ではなく、凝縮水を排除します。
蒸気トラップは蒸気を保持しつつ水を排出します。
蒸気トラップは蒸気の排出装置ではなく、配管内で発生した凝縮水を排出するための装置です。各装置の役割と動作を正確に覚えておきましょう。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問74)へ
第53回(令和5年度(2023年))問題一覧
次の問題(問76)へ