建築物環境衛生管理技術者の過去問
第53回(令和5年度(2023年))
空気環境の調整 問74

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問題

第53回 建築物環境衛生管理技術者試験 空気環境の調整 問74 (訂正依頼・報告はこちら)

吹出口に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • アネモスタット型吹出口は、誘引効果が高く均一度の高い温度分布が得られる。
  • ノズル型吹出口は、拡散角度が大きく到達距離が短い。
  • ライン型吹出口は、ペリメータ負荷処理用として窓際に設置されることが多い。
  • 天井パネル型吹出口は、面状吹出口に分類される。
  • グリル型吹出口は、軸流吹出口に分類される。

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この過去問の解説 (1件)

01

吹出口の種類とその特徴、用途を理解することが重要です。特に空気の拡散や到達距離、設置場所の違いに注意しましょう。

選択肢1. アネモスタット型吹出口は、誘引効果が高く均一度の高い温度分布が得られる。

アネモスタット型吹出口は誘引効果が高く、均一な温度分布を実現します。
室内全体の空気を均一にするため効果的です。

選択肢2. ノズル型吹出口は、拡散角度が大きく到達距離が短い。

ノズル型吹出口は拡散角度が小さく、到達距離が長いのが特徴です。

選択肢3. ライン型吹出口は、ペリメータ負荷処理用として窓際に設置されることが多い。

ライン型吹出口は窓際のペリメータ負荷処理によく使われます。
窓際の冷暖房負荷を補う用途で設置されます。

選択肢4. 天井パネル型吹出口は、面状吹出口に分類される。

天井パネル型吹出口は広い面積から空気を供給する面状吹出口です。
天井全体を使った空調が可能な設計です。

選択肢5. グリル型吹出口は、軸流吹出口に分類される。

グリル型吹出口は軸流ではなく拡散型吹出口に分類されます。
主に空気を広範囲に拡散する用途です。

まとめ

ノズル型吹出口は拡散角度が小さく、到達距離が長いのが正しい特徴です。吹出口の種類ごとの特性と用途を理解しておきましょう。


 

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