建築物環境衛生管理技術者の過去問
第53回(令和5年度(2023年))
空気環境の調整 問73

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問題

第53回 建築物環境衛生管理技術者試験 空気環境の調整 問73 (訂正依頼・報告はこちら)

ダクトとその付属品に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 低圧ダクトの流速範囲は、15m/s以下である。
  • フレキシブル継手は、ダクトと吹出口や消音ボックス等を接続する際に、位置調整のために設けられる。
  • 可変風量ユニットの動作形式には、絞り式とバイパス式がある。
  • 風量調整ダンパは、モータダンパの場合も、ダンパそのものの構造は手動ダンパと同等である。
  • 丸ダクトは、スパイラルダクトに比べて、はぜにより高い強度が得られる。

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この過去問の解説 (1件)

01

ダクトの分類や特性、付属品の用途と構造について理解することが重要です。低圧ダクトや丸ダクトの特徴に注意しましょう。

選択肢1. 低圧ダクトの流速範囲は、15m/s以下である。

低圧ダクトは通常、15m/s以下の流速で使用されます。

選択肢2. フレキシブル継手は、ダクトと吹出口や消音ボックス等を接続する際に、位置調整のために設けられる。

フレキシブル継手はダクトと吹出口などの接続や位置調整に使用されます。

 

選択肢3. 可変風量ユニットの動作形式には、絞り式とバイパス式がある。

可変風量ユニットの動作形式には絞り式とバイパス式の動作形式があり、可変風量制御には複数の動作形式があります。

選択肢4. 風量調整ダンパは、モータダンパの場合も、ダンパそのものの構造は手動ダンパと同等である。

モータダンパと手動ダンパは基本構造が同じです。

駆動方式の違いのみで、ダンパ構造は同じです。

選択肢5. 丸ダクトは、スパイラルダクトに比べて、はぜにより高い強度が得られる。

スパイラルダクトははぜにより丸ダクトより強度が高いです。
丸ダクトはスパイラルダクトほどの強度はありません。

まとめ

スパイラルダクトのほうがはぜ構造により高い強度を持ちます。ダクトの形式ごとの強度特性と付属品の用途をしっかり押さえましょう。


 

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