建築物環境衛生管理技術者の過去問
第53回(令和5年度(2023年))
空気環境の調整 問76

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問題

第53回 建築物環境衛生管理技術者試験 空気環境の調整 問76 (訂正依頼・報告はこちら)

パッケージ型空調機方式で使用する外気処理ユニットに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • ビル用マルチパッケージと同一の冷媒ラインに接続可能である。
  • 導入した外気に加熱・冷却を行うことが可能である。
  • 導入した外気は加湿された後に直膨コイルを通過する。
  • 全熱交換器を組み込んだユニットである。
  • 給排気の風量バランスについて注意が必要である。

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この過去問の解説 (1件)

01

外気処理ユニットの構造や機能、使用される部品について理解することが重要です。特に空気処理の流れと熱交換の仕組みに注意しましょう。

選択肢1. ビル用マルチパッケージと同一の冷媒ラインに接続可能である。

冷媒ラインへの接続はビル用マルチパッケージと冷媒ライン接続が可能です。
冷媒ラインの共有は効率的な運用を可能にします。

選択肢2. 導入した外気に加熱・冷却を行うことが可能である。

外気処理ユニットは加熱や冷却が可能です。
外気の状態を快適な範囲に調整できます。

選択肢3. 導入した外気は加湿された後に直膨コイルを通過する。

加湿後の空気を直膨コイルに通す設計は一般的ではありません。

選択肢4. 全熱交換器を組み込んだユニットである。

全熱交換器を使用し、熱回収を行うと効率よく熱エネルギーを再利用できます。

選択肢5. 給排気の風量バランスについて注意が必要である。

給排気のバランスは性能維持に重要です。
不均衡は空調効率や快適性に影響します。

まとめ

直膨コイルは通常、加湿後ではなく加湿前に配置されます。外気処理ユニットの構造と空気処理の順序を正確に理解しましょう。

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