建築物環境衛生管理技術者の過去問
第53回(令和5年度(2023年))
空気環境の調整 問77

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第53回 建築物環境衛生管理技術者試験 空気環境の調整 問77 (訂正依頼・報告はこちら)

浮遊粉じんの測定法と測定器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 浮遊粉じんの浮遊測定法には、吸光光度法がある。
  • 浮遊粉じんの捕集測定法には、フィルタ振動法がある。
  • デジタル粉じん計は、粉じんによる散乱光の波長により相対濃度を測定する。
  • 建築物環境衛生管理基準に基づき、ローボリウムエアサンプラ法を用いる場合は、分粒装置を装着する必要がある。
  • デジタル粉じん計は、経年による劣化などが生じることから定期的に較正を行う必要がある。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

浮遊粉じんの測定法と測定器の種類や特徴を理解することが重要です。特に測定原理や環境衛生基準に基づく使用条件に注意しましょう。

選択肢1. 浮遊粉じんの浮遊測定法には、吸光光度法がある。

吸光光度法は浮遊粉じんの測定法の一つで、光の吸収を利用して濃度を測定します。

選択肢2. 浮遊粉じんの捕集測定法には、フィルタ振動法がある。

フィルタ振動法は捕集測定法ではありません。

選択肢3. デジタル粉じん計は、粉じんによる散乱光の波長により相対濃度を測定する。

デジタル粉じん計は散乱光の波長で相対濃度を測定します。
粉じんの光散乱特性を利用した方式です。

選択肢4. 建築物環境衛生管理基準に基づき、ローボリウムエアサンプラ法を用いる場合は、分粒装置を装着する必要がある。

分粒装置の装着が基準で義務付けられており、特定の粒径以下の粉じんを測定可能です。

選択肢5. デジタル粉じん計は、経年による劣化などが生じることから定期的に較正を行う必要がある。

デジタル粉じん計の較正は定期的な較正が必要で、信頼性を保ちます。
経年劣化や使用頻度で測定精度が変わります。

まとめ

浮遊粉じんの測定法の分類や測定器の原理をしっかりと理解しましょう。

参考になった数0