建築物環境衛生管理技術者の過去問
第53回(令和5年度(2023年))
空気環境の調整 問90
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問題
第53回 建築物環境衛生管理技術者試験 空気環境の調整 問90 (訂正依頼・報告はこちら)
空気調和設備におけるコミッショニングに関連する用語として、該当しないものは次のうちどれか。
- BEMS
- 性能検証
- BCP
- 運用最適化
- FPT
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題で注意すべきポイントは以下の通りです。
まず「コミッショニング」とは、建築物の設計から工事の完了に至る過程の中で行う、空気調和設備における性能検証を指します。
環境保全性能や建築設備の品質の向上、エネルギー効率を高めることを目的とした性能検証のことを言います。
正解です。
「BEMS」とは「Building Energy Management System」の略であり、「ビルエネルギー管理システム」を意味します。
建築設備全般のエネルギー管理に関する用語であり、当然、空気調和設備も含まれています。
正解です。
冒頭でも説明した通り、コミッショニングとは空気調和設備における性能検証を指します。
不正解です。
「BCP」とは「Business Continuity Planning」の略であり、「事業継続計画」を意味します。
自然災害や大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業の損害を最小限に抑え、復旧・継続させるように予め対策しておくことを指す言葉です。
「空気調和設備における性能検証」とは、直接的な関連はないと推測されます。
正解です。
「運用最適化」を取り入れて、より効率的な空気調和を行うことができれば、結果的に省エネルギーや環境保全に繋がることになります。
したがって、「運用最適化」はコミッショニングに関連する用語だと判断できます。
正解です。
「FPT」とは「Functional Performance Test」の略であり、「機能性能試験」を意味します。
空気調和設備における性能検証を意味するコミッショニングと関連する用語となります。
ビル管理や建築物関連の用語には、アルファベットの頭文字を取った用語を、しばしば目にすることがあると思います。
一つ一つ覚えるのは大変なので、頻出する用語から暗記していくことをお勧めします。
ポイントを絞ることで、消去法でも正解を導き出せるようにできればいいですね。
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