建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第53回(令和5年度(2023年))
問141 (清掃 問141)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第53回(令和5年度(2023年)) 問141(清掃 問141) (訂正依頼・報告はこちら)
- 建築物の当該清掃において、建築物の用途、使用状況並びに劣化状況、建築資材等を考慮した年間作業計画及び作業手順書を作成し、それに基づき実施すること。
- 清掃に用いる洗剤や床維持剤は、利用者や清掃従事者等の健康及び環境に配慮したもの、並びに建築資材に適合したものを用い、使用及び管理を適切に行うこと。
- 建築物内で発生する廃棄物の分別、収集、運搬及び貯留については、安全で衛生的かつ効率的な方法により、速やかに処理すること。
- 清掃用資機材の保管庫内は、整頓され、清潔で、ねずみ・昆虫等が生息あるいは出入りしていないこと。
- 建築物衛生法施行規則第20条の帳簿書類には、清掃、点検及び整備の予定表、作業内容、実施者の名簿等を記載すること。
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この過去問の解説 (1件)
01
正解は、「建築物衛生法施行規則第20条の帳簿書類には、
清掃、点検及び整備の予定表、作業内容、実施者の名簿等を記載すること。」です。
この問題は、「建築物環境衛生維持管理要領」および「建築物衛生法施行規則」の条文内容に関するものです。
ビル管理士は、実務において衛生的環境を維持するため、
法令内容を正確に理解し、計画的・衛生的な建物管理を行うことが求められます。
正しいです。建築物の使用目的や材質に応じた計画的な清掃が求められており、
衛生的環境維持の基本です。
オフィスビルでは、床の洗浄・ワックスがけを年4回、窓ガラス清掃を年2回、
トイレ清掃を毎日など、用途や使用頻度に応じた年間計画を立てています。
トイレに関して、皆様が管理している施設では、
皆様が利用するまでに朝8:30ぐらいには清掃が行われています。
正しいです。安全性・環境への配慮は非常に重要で、特にアレルギーや化学物質過敏症のリスク対策が必要です。
病院では、低刺激性で抗菌性のある洗剤を使用し、
床材が塩ビの場合は専用の床維持剤を選定します。
使用後はSDS(安全データシート)に基づいて保管し、管理します。
正しいです。廃棄物処理も衛生管理の一環であり、感染症や悪臭の発生防止のために迅速で適切な処理が求められます。商業施設では、可燃・不燃・資源ごみを分別し、密閉容器で収集します。厨房から出る厨芥は密閉保管し、ねずみの侵入を防止。収集車が定期回収します。
正しいです。清掃器具そのものが不衛生では意味がなく、整頓・清潔・防虫対策が常に必要です。
清掃用モップやバキューム機は、専用保管庫に整頓します。
保管庫は月1回点検し、害虫忌避剤を設置します。
汚水タンクの漏れがないかも確認します。
不適当です。
施行規則第20条では、空気環境測定結果や設備点検の実施記録などを記載する帳簿書類について定めており、
第4条の維持管理計画書では、「予定表」や「実施者名簿」について定められています。
間違えないようにすることが重要です。
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