二級ボイラー技士の過去問
平成28年4月公表
ボイラーの構造に関する知識 問5

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問題

二級ボイラー技士試験 平成28年4月公表 ボイラーの構造に関する知識 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文中の[   ]内に入れるA及びBの語句の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。

「ボイラー胴の蒸気室の頂部に[ A ]を直接開口させると、水滴が混じった蒸気が取り出されやすいため、低圧ボイラーには、大径のパイプの上面の多数の穴から蒸気を取り入れ、蒸気流の方向を変えて分離した水滴を下部の穴から流すようにした[ B ]が用いられる。」
  • (A)給水内管、(B)沸水防止管
  • (A)給水内管、(B)蒸気トラップ
  • (A)給水内管、(B)気水分離器
  • (A)主蒸気管、(B)沸水防止管
  • (A)主蒸気管、(B)蒸気トラップ

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 4 です。

「ボイラー胴の蒸気室の頂部に主蒸気管を直接開口させると、水滴が混じった蒸気が取り出されやすいため、低圧ボイラーには、大径のパイプの上面の多数の穴から蒸気を取り入れ、蒸気流の方向を変えて分離した水滴を下部の穴から流すようにした沸水防止管が用いられる。」

給水内管は給水のために穴が複数開いた管です。

蒸気トラップはドレンを排出するための装置です。

気水分離器は蒸気と水滴を分ける装置です。

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02

4.が正解になります。

ボイラー胴の蒸気室の頂部に主蒸気管を直接開口させると、水滴が混じった蒸気が取り出されやすいため、低圧ボイラーには、大径のパイプの上面の多数の穴から蒸気を取り入れ、蒸気流の方向を変えて分離した水滴を下部の穴から流すようにした沸水防止管が用いられます。

ちなみに気水分離器とは、蒸気と水滴を分離する機器です。

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03

正解は4.となります。

ボイラー胴の蒸気室の頂部に主蒸気管を直接開口させると、水滴が混じった蒸気が取り出されやすいため、低圧ボイラーには、大径のパイプの上面の多数の穴から蒸気を取り入れ、蒸気流の方向を変えて分離した水滴を下部の穴から流すようにした沸水防止管が用いられます。

気水分離器は、蒸気と水分を分離する機器なので、ここでは誤りになります。

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