二級ボイラー技士の過去問
平成28年10月公表
関係法令 問39
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問題
二級ボイラー技士試験 平成28年10月公表 関係法令 問39 (訂正依頼・報告はこちら)
鋼製ボイラー(小型ボイラーを除く。)の水面測定装置について、次の文中の[ ]内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、法令上、正しいものは(1)〜(5)のうちどれか。
「[ A ]側連絡管は、管の途中に中高又は中低のない構造とし、かつ、これを水柱管又はボイラーに取り付ける口は、水面計で見ることができる[ B ]水位より[ C ]であってはならない。」
「[ A ]側連絡管は、管の途中に中高又は中低のない構造とし、かつ、これを水柱管又はボイラーに取り付ける口は、水面計で見ることができる[ B ]水位より[ C ]であってはならない。」
- (A) 水、(B) 最低、(C) 上
- (A) 水、(B)最低、(C)下
- (A) 水、(B)最高、(C)下
- (A) 蒸気、(B)最高、(C)上
- (A) 蒸気、(B)最低、(C)下
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この過去問の解説 (3件)
01
「水側連絡管は、管の途中に中高又は中低のない構造とし、かつ、これを水柱管又はボイラーに取り付ける口は、水面計で見ることができる最低水位より上であってはならない。」
連絡管の途中に中高又は中低があると正確な水面が表示されません。
また、水柱管又はボイラーに取り付ける口が水面計で見ることができる最低水位より上だと正確な最低水位を確認することができません。
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02
設問は、鋼製ボイラー(小型ボイラーを除く。)の水面測定装置(水柱管)の連絡管について問われています。
以下に説明します。
ボイラー構造規格第71条第2項には、以下のように記載されています。
「水側連絡管は、管の途中に中高又は中低のない構造とし、かつ、これを水柱管又はボイラーに取り付ける口は、水面計で見ることができる最低水位より上であってはならない。」
つまり、水面測定装置や水柱管の水側連絡管は、直管を水平にして取り付けて、水面計で見ることができる最低水位よりも下に取り付けてください、ということを表しています。
以上の説明により、A欄には「水」、B欄には「最低」、C欄には「上」が入るため、選択肢1が正しいことがわかります。
正答は「1」です。
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03
水側連絡管は、管の途中に中高又は中低のない構造とし、かつ、これを水柱管又はボイラーに取り付ける口は、水面計で見ることができる最低水位より上であってはなりません。
水面計は点検、清掃が常にできるような構造にしなければなりません。
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