二級ボイラー技士の過去問
平成30年4月公表
ボイラーの構造に関する知識 問7

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問題

二級ボイラー技士試験 平成30年4月公表 ボイラーの構造に関する知識 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

炉筒煙管ボイラーについて、誤っているものは次のうちどれか。
  • 内だき式ボイラーで、一般に径の大きい波形炉筒と煙管群を組み合わせてできている。
  • 水管ボイラーに比べ、蒸気使用量の変動による圧力変動が大きい。
  • 加圧燃焼方式を採用し、燃焼室熱負荷を高くして燃焼効率を高めたものがある。
  • 戻り燃焼方式を採用し、燃焼効率を高めたものがある。
  • 煙管には、伝熱効果の大きいスパイラル管を使用しているものが多い。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.正解です。
一般に径の大きい波形炉筒と煙管群を組み合わせてできています。

2.誤っています。
炉筒煙管ボイラーは水管ボイラーに比べ、蒸気使用量の変動による圧力変動が小さいです。

3.正解です。
加圧燃焼方式を採用し、燃焼効率を高めています。

4.正解です。
炉筒煙管ボイラーは、戻り燃焼方式を採用し、燃焼効率を高めています。

5.正解です。
記載の通り、煙管には伝熱効果の大きいスパイラル管を使用しているものが多いです。

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02

正答は「2」です。

設問は、炉筒煙管ボイラについて問われています。

以下に、選択肢ごとに説明します。

 1.内だき式ボイラで、一般に径の大きい波形炉筒と煙管群を組み合わせた構造になっています。

 2.保有水量が水管ボイラに比べて多いため、蒸気使用量の変動による圧力変動は少なくなります。

 3.加圧燃焼方式を採用し、燃焼室熱負荷を高くして燃焼効率を高めたものがあります。

 4.戻り燃焼方式を採用し、燃焼効率を高めたものがあります。

 5.煙管には、伝熱効果の大きいスパイラル管を使用しているものが多いです。

以上の説明により、選択肢2が誤っていることがわかります。

正答は「2」です。

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03

1.正しいです。
炉筒煙管ボイラーは丸ボイラーの一種になるので、内だき式ボイラーになります。

2.誤っています。
蒸気使用量の変動による圧力変動は、
丸ボイラー<水管ボイラー
になります。

3.正しいです。
加圧燃焼方式を採用し燃焼効率を高めたものがあります。

4.正しいです。
記載の通り、戻り燃焼方式を採用して燃焼効率を高めたものがあります。

5.正しいです。
煙管には伝熱表面積をかせいだスパイラル管を使用しているものが多いです。

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