二級ボイラー技士の過去問
平成30年4月公表
ボイラーの構造に関する知識 問9

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問題

二級ボイラー技士試験 平成30年4月公表 ボイラーの構造に関する知識 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラーの水位検出器について、誤っているものは次のうちどれか。
  • 水位検出器は、原則として、2個以上取り付け、それぞれの水位検出方式は異なるものが望ましい。
  • 水位検出器の水側連絡管は、他の水位検出器の水側連絡管と共用しない。
  • 水位検出器の水側連絡管に設けるバルブ又はコックは、直流形の構造とする。
  • 水位検出器の水側連絡管は、呼び径20A以下の管を使用する。
  • 水位検出器の水側連絡管、蒸気側連絡管及び排水管に設けるバルブ又はコックは、開閉状態が外部から明確に識別できるものとする。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.正解です。
記載の通りです。

2.正解です。
水位検出器の水側連絡管は他の水位検出器の水側連絡管と共用してはいけません。

3.正解です。
水位検出器の水側連絡管に設けるバルブ又はコックは、直流形の構造とします。

4.誤っています。
水位検出器の水側連絡管は、呼び径20A以上の管を使用します。

5.正解です。
記載の通り、水位検出器の水側連絡管、蒸気側連絡管及び排水管に設けるバルブ又はコックは、開閉状態が外部から明確に識別できるものを使用します。

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02

正答は「4」です。

設問は、ボイラの水位検出器について問われています。

以下に、選択肢ごとに説明します。

 1.水位検出器は、原則として、2個以上取り付け、それぞれの水位検出方式は異なるものが望ましいです。
   2個以上取り付ければ、1つの検出器が誤指示を起こしても、もう一方は正常な指示を示すことによって、誤指示を起こした検出器の原因を追求することができます。
   また、検出方式を異なる方式にすれば、同じ原因で誤指示を示す可能性は低くなります。

 2.水位検出器の水側連絡管は、他の水位検出器の水側連絡管と共用しないようにします。
   もし、共用している水側連絡管が閉塞するようなことがあれば、検出器が2つとも正常な指示を示さないことになってしまいます。

 3.水位検出器の水側連絡管に設けるバルブ又はコックは、直流形の構造とします。

 4.水位検出器の水側連絡管は、呼び径20A以上の管を使用します。
   連絡管の径が細いと、閉塞の原因となってしまいます。

 5.水位検出器の水側連絡管、蒸気側連絡管及び排水管に設けるバルブ又はコックは、開閉状態が外部から明確に識別できるものとします。

以上の説明により、選択肢4が誤っていることがわかります。

正答は「4」です。

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03

1.正しいです。
水位検出方式が異なるほうが、検出範囲が広がります。

2.正しいです。
水位検出器の水側連絡管は他の水位検出器の水側連絡管と共用してはなりません。

3.正しいです。
記載の通りです。覚えておきましょう。

4.誤っています。
呼び径は20A以上の管を使用します。

5.正しいです。
開閉状態が外部からでも明確に識別できるようにしましょう。

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