二級ボイラー技士の過去問
平成30年4月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問25

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問題

二級ボイラー技士試験 平成30年4月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問25 (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラー用気体燃料について、誤っているものは次のうちどれか。
  • LNGは、天然ガスを産地で精製後、一162℃に冷却し液化したものである。
  • 都市ガスは、一般に天然ガスを原料としている。
  • 都市ガスは、液体燃料に比べてNOxやCO2の排出量は多いが、SOxは排出しない。
  • LPGは、都市ガスに比べて発熱量が大きい。
  • 液体燃料ボイラーのパイロットバーナの燃料には、LPGを使用することが多い。

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この過去問の解説 (3件)

01

ボイラー用気体燃料に関する問題です。

選択肢1. LNGは、天然ガスを産地で精製後、一162℃に冷却し液化したものである。

正しいです。

LNGは天然ガスを産地で精製後、−162℃に冷却し液化したものです。

それを液化天然ガスといいます。

選択肢2. 都市ガスは、一般に天然ガスを原料としている。

正しいです。

都市ガスは一般に天然ガスを原料としています。

選択肢3. 都市ガスは、液体燃料に比べてNOxやCO2の排出量は多いが、SOxは排出しない。

誤っています。

都市ガスは、液体燃料に比べてNOxやCO2の排出量は少なく、SOxは排出しません。

気体燃料は、クリーンな燃料です。

選択肢4. LPGは、都市ガスに比べて発熱量が大きい。

正しいです。

LPGは、都市ガスに比べて発熱量が大きいです。

選択肢5. 液体燃料ボイラーのパイロットバーナの燃料には、LPGを使用することが多い。

正しいです。

液体燃料ボイラーのパイロットバーナの燃料には、LPGを使用することが多いです。

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02

正答は「3」です。

設問は、ボイラ用気体燃料について問われています。

以下に、選択肢ごとに説明します。

 1.LNG(液化天然ガス)の主成分はメタンのため、圧縮するだけでは液化できず、産地で精製後に一162℃に冷却して液化します。

 2.都市ガスは、一般に天然ガスを原料としています。
   主成分はメタンですが、一酸化炭素が含まれる製品もあります。

 3.都市ガスは、液体燃料に比べてNOxやCO2の排出量は少なく、SOxは排出しません。

 4.LPG(液化石油ガス)は、主成分がプロパンやブタンとメタンよりも炭素の量が多いために、都市ガスに比べて発熱量が大きくなります。

 5.液体燃料ボイラーのパイロットバーナの燃料には、発熱量がLNGに比べて大きいLPGを使用することが多いです。

以上の説明により、選択肢3が誤っていることがわかります。

正答は「3」です。

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03

ボイラー用気体燃料についての問題です。

選択肢1. LNGは、天然ガスを産地で精製後、一162℃に冷却し液化したものである。

LNGは、天然ガスを産地で精製後、−162℃に冷却し液化したものです。

選択肢2. 都市ガスは、一般に天然ガスを原料としている。

都市ガスは、一般に天然ガスを原料としています。

選択肢3. 都市ガスは、液体燃料に比べてNOxやCO2の排出量は多いが、SOxは排出しない。

誤りです。

都市ガスは液体燃料と比べてCO2(二酸化炭素)の排出量は少ないです。

選択肢4. LPGは、都市ガスに比べて発熱量が大きい。

LPGは、都市ガスに比べて発熱量が大きいです。

選択肢5. 液体燃料ボイラーのパイロットバーナの燃料には、LPGを使用することが多い。

液体燃料ボイラーのパイロットバーナの燃料には、LPGを使用することが多いです。

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