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二級ボイラー技士の過去問 令和3年4月公表 ボイラーの取扱いに関する知識 問20

問題

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ボイラーの点火前の点検・準備について、誤っているものは次のうちどれか。
   1 .
水面計によってボイラー水位が低いことを確認したときは、給水を行って常用水位に調整する。
   2 .
験水コックがある場合には、水部にあるコックを開けて、水が噴き出すことを確認する。
   3 .
圧力計の指針の位置を点検し、残針がある場合は予備の圧力計と取り替える。
   4 .
水位を上下して水位検出器の機能を試験し、給水ポンプが設定水位の上限において、正確に起動することを確認する。
   5 .
煙道の各ダンパを全開にしてファンを運転し、炉及び煙道内の換気を行う。
( 二級ボイラー技士試験 令和3年4月公表 ボイラーの取扱いに関する知識 問20 )
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この過去問の解説 (3件)

24

正解は4です。

1. 正しい。ボイラー水位が低い場合、給水を行って常用水位に調整します。低水位での運転は、最悪の場合、空焚きに繋がるため危険です。

2. 正しい。験水コックがある場合には、水部にあるコックを開けて、水が噴き出すことを確認し、水位が適正か判断します。

3. 正しい。残針がある場合、圧力計に異常があるため、予備の圧力計と取り替えます。

4. 誤り。給水ポンプが設定水位の下限において、正確に起動することを確認します。上限において起動を確認しても、水位が十分にあるため意味がありません。

上限では給水ポンプの停止を確認します。

5. 正しい。煙道内に未燃ガスが残存している場合、異常燃焼の原因となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
7

正解は、 4 です。

1.正しい記述です。

運転前に水位を確認し、常用水位より低い場合は常用水位まで給水いたします。水位が低い状態で運転すると低水位になり危険です。

2.正しい記述です。

水柱管に験水コックがある場合は、ドラム水位が正しく示されているかを確認する為、それぞれの水位の験水コックから水が出る事を予め確認します。水が出ない場合、正しい水位が確認できず危険だからです。

3.正しい記述です。

運転前に圧力計の圧力があるという事は、圧力計が正しい圧力を示していないという事です。運転前に正確な圧力を示す圧力計と取り替えます。

4.誤った記述です。

水位検出器の機能試験において、給水ポンプの給水と停止を確認する場合 、設定水位の上限でポンプが停止し、設定水位の下限でポンプが起動する事を確認します。

問題文は、記述が逆です。

5.正しい記述です。

ボイラーの運転前や運転後には、炉内の未燃ガスを除去して点火時の爆発を防ぐ為に必ず炉内を換気(パージ)します。

5

正解は「4」です。

ボイラー点火前の点検・準備に関する問題です。

ボイラー点火前の点検・準備項目は以下の通りです。

①水位の確認,水面計の点検

水面計を用いて標準水位である事を確認します。標準水位より低い場合は給水を行い,高い場合はブローを行います。

蒸気圧力がある場合は水面計の機能試験を行います。水面計が水柱管に取付けられている場合は,水中管の連絡管の止弁またはコックが開いている事を確認します。

②ブロー装置の点検およびブロー操作

ブローが正常にできる事を確認します。ただし水温が低下し,内部が真空状態となっている場合は,大気を吸込むためブローをする事ができません。

ブローができない場合でも,コックおよび弁の操作を行い,その後確実に閉止し漏れが無いようにしておきます。

③圧力計の点検

圧力計の指針で圧力の有無を確認します。圧力が無く残針がある場合は不良ですので,圧力計の取替を実施します。

④給水装置,給水系統の点検

給水系統内に水がある事を確認します。満水状況はポンプ吐出配管の圧力計で確認できます。また,ポンプ運転前に給水配管中の空気を抜くため,空気抜き弁を開けておきます。

⑤通風系統の点検

炉内に未燃ガス等が充満していると爆発の危険があるため,運転前に各ダンパを開けファンを運転させ,炉内の換気を行います。この換気の事をパージと呼びます。

⑥燃焼装置と燃料系統の点検

貯油量・ガス圧・石炭量等を確認しておきます。油燃料の場合は,噴霧に適した粘度になるように温度を上昇させておきます。

⑦自動制御装置の点検

低水位において,ポンプより給水されるか確認します。火炎検出器の受光体の汚れを清掃します。

選択肢4は,「給水ポンプが設定水位の上限」とありますが,正しくは設定水位の下限です。

水位が低くなり空焚きとならないように,下限の位置で給水を行います。

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