二級ボイラー技士の過去問
令和4年4月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問28
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問題
二級ボイラー技士試験 令和4年4月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
ボイラー用ガスバーナについて、誤っているものは次のうちどれか。
- ボイラー用ガスバーナは、ほとんどが拡散燃焼方式を採用している。
- 拡散燃焼方式ガスバーナは、空気の流速・旋回強さ、ガスの分散・噴射方法、保炎器の形状などにより、火炎の形状やガスと空気の混合速度を調節する。
- センタータイプガスバーナは、空気流の中心にガスノズルを有し、先端からガスを放射状に噴射する。
- リングタイプガスバーナは、空気流中に数本のガスノズルを有し、ガスノズルを分割することによりガスと空気の混合を促進する。
- ガンタイプガスバーナは、中・小容量のボイラーに用いられることが多い。
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この過去問の解説 (3件)
01
【同一テーマでの既出回数】★★★★★★★(H27/4~R3/10)
【正解】誤っているのは、4番です。
1.正しいです。
☛ボイラー用ガスバーナの燃焼方式には、「拡散燃焼方式」と「予混合燃焼方式」があり、「ほとんどが拡散燃焼方式を採用」しています。
2.正しいです。
☛燃料となるガスと空気を混合しながら燃焼させる拡散燃焼方式では、ガスと空気のそれぞれを調整することが可能で、本肢のような調整方法が行われています。
3.正しいです。
☛センタータイプガスバーナは、「空気流の中心・・」がキーワードです。
4.誤りです。
☛問題文は、マルチスパッドガスバーナの説明文です。
リングタイプガスバーナであれば、「リングタイプガスバーナは、リング状の管の内側に多数のガス噴射孔を有し、ガスを空気流の外側から内側に向けて噴射する。」などが正しい文章となります。
5.正しいです。
☛ガンタイプガスバーナは、「バーナ、ファン、点火装置、燃焼安全装置、負荷制御装置などを一体化したもので、中・小容量のボイラーに用いられる。」ため、下線部がキーワードです。
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02
ガスバーナーについての問題です。
正しいです。
ボイラーにおけるガス用バーナーのほとんどには拡散燃焼方式が使用されています。
正しいです。
記述のとおり、拡散燃焼方式ガスバーナは、空気の流速・旋回強さ、ガスの分散・噴射方法、保炎器の形状などにより、火炎の形状やガスと空気の混合速度を調節しなければいけません。
正しいです。
空気流の中心にガスノズルがあるバーナーをセンタータイプガスバーナーといいます。
誤りです。
リングタイプガスバーナは、リング状の管の内側に多数のガス噴射孔があり、ガスを空気流の外側から内側に向けて噴射するものになります。
正しいです。
記述の通り、ガンタイプガスバーナは中・小容量のボイラーに使用されることが多いです。
各ガスバーナーにおける形状の違いや、燃焼方法についての違いを把握しておきましょう。
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03
この問題では、ボイラー用ガスバーナの種類とそれぞれの特徴に焦点を当てています。ガスバーナは燃料ガスの効率的な燃焼に重要な役割を果たすため、各バーナの特性の理解が求められます。問題文の各選択肢を検討し、正確な情報と照らし合わせて判断することが重要です。
この文章は正しいです。ボイラー用ガスバーナの多くは拡散燃焼方式を採用しています。
この文章は正しいです。拡散燃焼方式ガスバーナは、火炎の形状やガスと空気の混合速度を調節するために様々な設計要素が考慮されます。
この文章は正しいです。センタータイプガスバーナは空気流の中心にガスノズルを有し、先端からガスを放射状に噴射します。
この文章は誤りです。リングタイプガスバーナはリング状の管にガス噴射孔を有し、空気流の外側から内側に向けてガスを噴射します。この問題文はマルチスパッドガスバーナについての説明です。
この文章は正しいです。ガンタイプガスバーナは中・小容量のボイラーに用いられることが多いです。
ボイラー用ガスバーナは、燃料ガスの微粒化と燃焼効率に重要な役割を果たします。各バーナの種類ごとに特性が異なり、それぞれに適した用途があります。特に火炎の形状や混合速度を調節する設計要素の理解が重要です。
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