二級ボイラー技士の過去問
令和5年10月公表
関係法令 問7
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問題
二級ボイラー技士試験 令和5年10月公表 関係法令 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
ボイラー(移動式ボイラー及び小型ボイラーを除く。)に関する次の文中の( )内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、該当する法令の内容と一致するものは(1)~(5)のうちどれか。
なお、ボイラーはボイラー室に設置する必要のあるものとする。
「ボイラーを設置した者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと認めたものを除き、①ボイラー、②ボイラー室、③ボイラー及びその( A )の配置状況、④ボイラーの据付基礎並びに( B )及び煙道の構造について、( C )検査を受けなければならない。」
なお、ボイラーはボイラー室に設置する必要のあるものとする。
「ボイラーを設置した者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと認めたものを除き、①ボイラー、②ボイラー室、③ボイラー及びその( A )の配置状況、④ボイラーの据付基礎並びに( B )及び煙道の構造について、( C )検査を受けなければならない。」
- A:自動制御装置 B:通風装置 C:落成
- A:自動制御装置 B:燃焼室 C:使用
- A:配管 B:燃焼室 C:落成
- A:配管 B:燃焼室 C:性能
- A:配管 B:通風装置 C:使用
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題では、ボイラー設置に関連する法令上の検査要件についての理解が求められています。
具体的には、ボイラー設置後に必要とされる検査の種類と、その検査が対象とする項目に関する知識が重要です。
ボイラー則には
「ボイラーを設置した者は、当該ボイラー及び当該ボイラーに係る次の事項について、所轄労働基準監督署長の落成検査を受けなければならない。ただし、所轄労働基準監督署長が当該検査の必要がないと認めたについては、この限りではない。」
と定められており、次の事項の内容が
「①ボイラー室/②ボイラー及びその配管の配置状況/③ボイラーの据付基礎並びに燃焼室及び煙道の構造」となっております。
以上より、A:配管、B:燃焼室、C:落成 が正しい解答となります。
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02
ボイラーの設置に関する問題です。
ボイラーの設置には最終的に「落成検査」を受けなければいけない点を押さえておくと、一気に選択肢を絞る事ができます。
また、ボイラー本体の設置に関する問いなので、「自動制御装置」や「通風装置」に関してはボイラーの構造自体に直接関係ない設備となり、設置自体とは関連性がない点も押さえておきましょう。
「自動制御装置」は関係ないので誤りです。
「自動制御装置」は関係ないので誤りです。
また、「使用検査」も実施しません。
ボイラー、②ボイラー室、③ボイラー及びその「配管」の配置状況、④ボイラーの据付基礎並びに「燃焼室」及び煙道の構造について、「落成」検査を受けなければならない。と定められているので正しい組み合わせです。
「性能検査」は実施されないので誤りです。
「通風装置」は関係ないので誤りです。
ボイラーの設置に関するポイントとして、ボイラー自体の構造が問題なく組まれているか最後に落成検査をするという流れを理解しておくのが大切です。
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03
この問題は、ボイラー設置に際して法令で定められている検査要件に関する理解を問うものです。
特に、ボイラー室内でのボイラーおよび関連構造物の配置、ボイラーの据付基礎、燃焼室、煙道に関する規定が焦点となります。
これらの要素に関する落成検査は、設置されるボイラーの安全性を保証するために重要です。
誤り
解説:自動制御装置と通風装置は重要な要素ですが、この問題文の文脈では、ボイラーの設置と直接関連する構造的要素に焦点を当てる必要があります。
誤り
解説:自動制御装置はボイラー運用の安全性に寄与しますが、落成検査の文脈では、物理的配置や構造に関する検査が中心となります。
正しい
解説:ボイラー室、配管の配置、ボイラーの据付基礎、燃焼室、煙道は落成検査で評価される主要な要素です。
これらの構造に関する詳細な検査を行い、安全基準が満たされていることを確認する必要があります。
誤り
解説:性能検査も重要ですが、この文脈ではボイラーおよびその設置構造の物理的な配置と安全性に関する落成検査が焦点です。
誤り
解説:使用検査はボイラーの運用開始前に重要ですが、問題文ではボイラー設置の物理的な条件と構造に関する落成検査に焦点を当てています。
ボイラー設置に関する法令上の要件を理解する際には、安全性を確保するために設計された構造的要素とその配置に注目することが重要です。
落成検査は、ボイラー及びその関連構造物が設計通りに配置され、安全基準に適合しているかを確認するために行われます。
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