1級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
午後 ロ 問74
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問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 午後 ロ 問74 (訂正依頼・報告はこちら)
工場立会検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 現場代理人は、工場立会検査の際、必ず立会わなければならない。
- 検査員は、検査の実施に先立ち関係者と協議し、検査項目、検査方法及び判定基準を決定する。
- 検査員は、検査結果がすべて合格の場合には、検査記録に「指摘事項なし」などと記録する。
- メーカが事前に行った社内検査の試験成績書は、工場立会検査の検査資料として使用できる。
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この過去問の解説 (3件)
01
技術、品質の確保の目的で監理技術者の立会が必要になります。
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02
現場代理人が必ず立会うという、決まりはありません。
【2】【3】【4】
検査員は、検査項目、方法、検査基準を事前に協議し、
それに従って、検査を行い、指摘の有無を記録します。
社内検査の試験成績書は、検査時の資料として使用できます。
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03
工場立会検査に関する問題です。
×
立会検査は、発注者が発注したものが仕様どおりに出来上がって、仕様どおりの動作と機能が果たされることを、発注者の目で確認する検査です。
このような重要な検査に、検査の意味を理解していない現場代理人を立会検査させることは常識的に誤りです。立会検査とは言いません。
○
検査に先立って、検査員および設計者などの関係者と、検査の項目と手順および合格の判定基準を打ち合わせて決定します。
なお、立会検査当日は確認するだけで、事前に立会検査の項目・手順は、工場側に知らせておきます。そうしないと、検査のための資材などが準備できないことがあるからです。
○
立会検査結果は、項目ごとに、検査者名・データ・判定基準・合否などを記載し、検査当日の気温などの検査条件も記載します。発注者は合格のサインをして、検査記録とします。
また、検査で気付いたことは、特記欄に記載します。何もなければ、指摘事項無しと記載します。
○
立会検査に先立って、工場側では、立会検査と同じ社内検査を実施して、問題ないことを確認します。そのときの検査成績書の閲覧を希望すれば、工場側が閲覧させてくれます。
立会検査では、事前検査との比較をして、違いのないことの確認と、異なればその理由を明確にします。
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